今日は「田植機考古学」。今までヤンマー、イセキ、クボタと田植機黎明期の年表を作ってきたので(簡易的に)、三菱の年表も作って比べてみます。日本に田植機が生まれて50数年、トラクターに比べて歴史は若いのに、その情報は圧倒的に少ないです。もっと田植え機に光を!!
三菱
少ない情報・・・単独で見ても面白くないので、他社同時期の年表と比べてみます。
ダイキン・ヤンマー
ヒット作を中盤に生み出したイセキ
理想的な位置につけたクボタ
と、こんな風に特徴をあげていくとすれば三菱は「クボタよりもさらに田植機の動向を見極めて確実に後を追った」感じでしょうか?
1965-1969
1970-1972
1973-1975
また、苗台もイセキ以外の3社はまだ手前に倒れたタイプでした。本当の意味で全社が同じ形状の田植機を売り出すのは1975年以降になります。
なんだかヨットレースみたい
こうやってみると日本から太平洋の真ん中「田植えの機械化島」を目指すヨットレースみたいです。
1950年代から1969年まではてんでに「田植えの機械化島」を目指して大海原に漕ぎ出した各社。きっと独自の考えで走っていたため、他社のヨットは見えなかったでしょう。
しかし1970年、だんだん「田植えの機械化島」に近づいてくると他の船も見えるようになります。「どんなことをやろうとしているのか」もおぼろげながらわかるようになってきたのではないでしょうか?
1971年、ヤンマーと三菱からはイセキの「さなえ号」が先行、クボタが後を追っているのが見えてきます。時間が経つにつれさらに抜けて行くのを見、1973年に一気に方向転換。
1975年にはイセキを先頭に全社がそれを追う形になった・・・そんな感じじゃないでしょうか?
今日はこんなところです。それではまた明日!
Humbert
The reason for the lack of technical information is the Japanese lifestyle of throwing away old things and buying new ones. I’m sure much of the TE150 information you’re looking for has been discarded. Therefore, if you want it, you have to wait without expecting it.
Yes now…
Excellent chronology, in 50 years the 4 companies had different proposals, agreeing on a common idea … how many tests to get there!
What is the reason for the lack of technical information?
I’m still looking for a manual for the TE150 Toyosha engine incorporated into the Hinomoto MB1500 line.
good in someone must jealously guard it ..
greetings good job !!!!
Excellent chronology, in 50 years the 4 companies had different proposals, agreeing on a common idea … how many tests to get there!
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