催芽種籾の脱水(種まきの準備)

昨日は催芽した(僕は胚芽がふくらみ、今にも芽が出そうになるくらい水を含ませ、温度をかけることを指すと理解しています)種籾の脱水、種まき2021の準備を見てきました。

聞いてはいませんが、催芽のため水に浸しておいた種籾をそのまま種まき機に入れてもあちこち貼付いて思惑通りにならないために脱水してある程度乾燥させておくのだと思います。

催芽とは(僕自身のおさらい)

種に一定の温度を加えるのは寝ている種の布団を一枚一枚めくるのと同じ。掛けている布団が薄くなるにつれ、種はだんだん目を覚ます。
種に一定の温度を加えるのは寝ている種の布団を一枚一枚めくるのと同じ。掛けている布団が薄くなるにつれ、種はだんだん目を覚ます。
ネットで調べてみると、温湯消毒をした場合に芽の出が悪くなる場合があるんですね・・・そう言う場合、温度が関わっている可能性が高いみたいです。

で、その脱水作業です

これがその脱水マシーン・・・手前Iさん提供の1号機。
これがその脱水マシーン・・・手前Iさん提供の渋めの1号機。
そして奥はなんと去年導入したばかりというハイアールの新車です。ご覧の通り単なる2槽式の洗濯機です。こんなのまだ売っていたんですね!しかも、お値打ちの19,800円だそうです。
そして奥はなんと去年導入したばかりというハイアールの新車です。ご覧の通り単なる2槽式の洗濯機です。こんなのまだ売っていたんですね!しかも、お値打ちの19,800円だそうです。

お値段は専用機に比べ新車で1/5くらいらしいです。使わなくなった古いものであればプライスレスの0円・・・使い勝手はどうなのでしょう。

催芽の終った種籾を(これはモミロマンですね!)・・・
催芽の終った種籾を(これはモミロマンですね!)・・・
脱水機のほうに・・・
脱水機のほうに・・・(洗濯槽のほうは永遠に使いません)
このように種籾を入れて使います。2袋入れていますので専用機と変わりません。
このように種籾を入れて使います。2袋入れていますので専用機と変わりません。

ただ、数は同じだけ入るのですが開口部が狭いので出し入れの時に大変だそうです。それさえガマンすれば押えていなくてもスムースに回りだしますし、パワーも問題なく快適です。

これがその脱水マシーン・・・手前Iさん提供の1号機。
一方、こちら渋めの1号機のほうはというと・・・。
ん?何をやっているの?
ん?何をやっているの?
なんと経年劣化でブレーキが効かないため、雑巾シューのハンドブレーキをかけているのでした。(よい子はマネをしないでくださいね!)僕、こういうの大好きです。
なんと経年劣化でブレーキが効かないため、雑巾シューのハンドブレーキをかけているのでした。(これで指をなくした人も大勢いるようなので、よい子はマネをしないでくださいね!)でも僕、こういうの大好きです。
倉庫内には脱水の終った種籾が並んでいました。
倉庫内には脱水の終った種籾が並んでいました。

洗濯機を種籾の脱水に使っていたわけですが、「昔はこんなことに使ったら怒られたよなぁ」などと話しているのを聞き、以前はどうしていたのか尋ねてみました。

昔はムシロの上で乾かしたそうです。水を吸うムシロでなければならなくて、「ブルーシートでは下に水が溜ってしまって使えない」ということでした。

それに各戸それぞれにやっていて、量もそれほどでもないので脱水機などを使うほどの手間でもなかった・・・そのような感じだったようです。

さて、他の準備は・・・

島地区ではプール育苗(ハウスの中に水を張ってそこに苗箱を並べておく)を採用しているのでハウスはどうなっているかと見ると・・・

種籾の選別のときはハウスいっぱいに入っていた藁苞納豆用の稲わらは・・・
種籾の選別のときはハウスいっぱいに入っていた藁苞納豆用の稲わらは・・・
すっかり片付けられていました。
すっかり片付けられていました。
こちらのハウスなどは掃除が大変ですけど・・・
こちらのハウスなどは掃除が大変ですけど・・・
そう言えば現場で見た、この1輪車・・・
そう言えば現場で見た、この1輪車・・・
この支えの部分がガムテープでぐるぐる巻きなのは、苗箱を運ぶ時にプールの底のビニールを破かないための準備だったんですね!
この支えの部分がガムテープでぐるぐる巻きなのは、苗箱を運ぶ時にプールの底のビニールを破かないための準備だったんですね!なるほどーーー

今日はこんなところです。また明日!

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