今年は唐箕の出番なし。種籾の調整と選別2021

昨日は米づくりのキックオフ、種籾の調製と選別を見てきました。春になると追いたてられるように様々な作業が始まります。僕としてはこれから草も伸びてくるでしょうし、「ひゃ〜始まっちゃったなぁ」という感じです。

今年は唐箕による選別はナシのようです。種籾の頭に付いている尖ったトゲのようなもの「芒(のぎ/のげ)」を取る機械、脱芒(だっぽうき)が2台稼働していました。
今年は唐箕による選別はナシのようです。種籾の頭に付いている尖ったトゲのようなもの「芒(のぎ/のげ)」を取る機械、脱芒(だっぽうき)が2台稼働していました。
作業としてはまず袋から出し・・・
作業としてはまず袋から出し・・・
飼料稲は粒が大きいです。コシヒカリに比べたら2倍くらいありそうで・・・
飼料稲は粒が大きいです。コシヒカリに比べたら2倍くらいありそうで・・・
ホッパーに投入して・・・
ホッパーに投入して・・・
こんな感じで作業しています。
脱芒されて良いものと悪いものに分けられます。
それを4キロずつ袋に詰める・・・あれ? 新兵器デジタルの秤が投入されています。
それを4キロずつ袋に詰める・・・あれ? 新兵器デジタルの秤が投入されています。
去年、1台追加されて2台体制になったと思ったら、アナログの秤はあっという間にお役御免になってしまったようです。
去年、1台追加されて2台体制になったと思ったら、アナログの秤はあっという間にお役御免になってしまったようです。
選別と調整をしているのは飼料稲の種子「夢あおば」と
選別と調整をしているのは飼料稲の種子「夢あおば」と
同じく飼料稲、これは初めて見る「モミロマン」です。
同じく飼料稲、これは初めて見る「モミロマン」です。
品質保証の内容が書いてあります。「結果不良の責め」なんだかすごい言葉です。責任は「責めを任せる」と書きますものねぇ・・・その責めはお買い上げ代金の範囲内・・・まあ、そうですよね。
品質保証の内容が書いてあります。「結果不良の責め」なんだかすごい言葉です。責任は「責めを任せる」と書きますものねぇ・・・その責めはお買い上げ代金の範囲内・・・まあ、そうですよね。ダメだったらお金返す・・・それだって大変なことです。
夢あおばは青い袋に
夢あおばは青い袋に
モミロマンは黄色い袋に・・・
モミロマンは黄色い袋に・・・
去年までと違った風景に見えるのは、種籾の袋が横に積んであるところです。一体どういう心境の変化でしょう?
去年までと違った風景に見えるのは、種籾の袋が横に積んであるところです。一体どういう心境の変化でしょう?
このように網に入れて温湯消毒に回されます。
去年まではこんな感じだったのになぁ・・・積み担当が変わったのかな?
あ!よく見ると30キロの米袋に20キロしか入っていない・・・やはり籾付は嵩があるんだなぁ。
あ!よく見ると30キロの米袋に20キロしか入っていない・・・やはり籾付は嵩があるんだなぁ。
今日はこんなところです。また明日!
今日はこんなところです。また明日!

そういえばこの種籾の選別、震災直後の3/31からフォローしているのでした

2011年3月30日、地面の亀裂や落ちた瓦もそのままに、やっていたなぁ・・・
2012年、毎年やり方がちょっとずつ違ったりする。
2013年は見に行っていない・・・2014年はこうだった。
2015年。
2017年。
2018年からは場所を変え、ハウスの中でやるようになっています。
地震があっても水害があっても毎年3月も終わりになるとこの作業は途切れることなく続いています。

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