投稿日: 2021年3月20日2021年3月20日 投稿者: nora今年は唐箕の出番なし。種籾の調整と選別2021昨日は米づくりのキックオフ、種籾の調製と選別を見てきました。春になると追いたてられるように様々な作業が始まります。僕としてはこれから草も伸びてくるでしょうし、「ひゃ〜始まっちゃったなぁ」という感じです。今年は唐箕による選別はナシのようです。種籾の頭に付いている尖ったトゲのようなもの「芒(のぎ/のげ)」を取る機械、脱芒(だっぽうき)が2台稼働していました。 作業としてはまず袋から出し・・・飼料稲は粒が大きいです。コシヒカリに比べたら2倍くらいありそうで・・・ホッパーに投入して・・・脱芒されて良いものと悪いものに分けられます。それを4キロずつ袋に詰める・・・あれ? 新兵器デジタルの秤が投入されています。去年、1台追加されて2台体制になったと思ったら、アナログの秤はあっという間にお役御免になってしまったようです。選別と調整をしているのは飼料稲の種子「夢あおば」と同じく飼料稲、これは初めて見る「モミロマン」です。品質保証の内容が書いてあります。「結果不良の責め」なんだかすごい言葉です。責任は「責めを任せる」と書きますものねぇ・・・その責めはお買い上げ代金の範囲内・・・まあ、そうですよね。ダメだったらお金返す・・・それだって大変なことです。夢あおばは青い袋にモミロマンは黄色い袋に・・・去年までと違った風景に見えるのは、種籾の袋が横に積んであるところです。一体どういう心境の変化でしょう?去年まではこんな感じだったのになぁ・・・積み担当が変わったのかな?あ!よく見ると30キロの米袋に20キロしか入っていない・・・やはり籾付は嵩があるんだなぁ。今日はこんなところです。また明日!そういえばこの種籾の選別、震災直後の3/31からフォローしているのでした飼料稲の選別作業2011年3月30日、地面の亀裂や落ちた瓦もそのままに、やっていたなぁ・・・米作りもちょっとずつ進化してるんだ!(飼料稲種籾の選別)2012年、毎年やり方がちょっとずつ違ったりする。いよいよ2014年度(平成26年度)の米作りは本格始動。唐箕で飼料稲の選別作業2013年は見に行っていない・・・2014年はこうだった。2015年度米作りのキックオフ・・・「飼料稲の選別」2015年。2016年度米作りのキックオフ・・・「飼料稲の選別」今年84歳!年代物の唐箕は年々若返ってる!「種籾の選別」2017年。今年の種籾の選別に新しいお友達。グレイダー付脱芒機「だつぼー君」2018年からは場所を変え、ハウスの中でやるようになっています。種籾の調製2019昭和8年生まれの唐箕はいまだ現役!種籾の選別2020地震があっても水害があっても毎年3月も終わりになるとこの作業は途切れることなく続いています。上の記事とゆるく関連しているほかの記事:種籾の温湯消毒2021島地区に水が来た!通水試験とパイプ内清掃(動画だけ)島地区2021年の種まきが始まりました(動画だけ)島地区今年最初の稲刈り・・・の動画稲刈りのキックオフ「飼料稲の収穫2021」【動画】コシヒカリの稲刈り2021&藁苞納豆用藁の収穫