ヤンマーYM2001/YM2000D「昔のカタログ」

今日は昨日に関連してトラクター狂さんに送ってもらった僕にとっての旬、ヤンマーYM2001/YM201D「昔のカタログ」です。トラクター狂さん、いつもありがとうございます!

ここのところずっとヤンマーのこのあたりのお話で、大変申し訳ないです。

これだけやってみると色々気が付くもので、妄想年表マニアとしてヤンマー20馬力の商品が破綻なく並ぶアイディアというか、理由を考えついてしまいました。

ただ、これを完成させるのに大変時間がかかるので、今日はその1つのピースとしてこのYM2001/YM2001Dカタログをさらっと紹介しちゃいます。

ヤンマー20馬力商品理論は、明日お披露目するので興味のある方は楽しみにしていてくださいね!

燃える男の「赤トラ」YM2001-YM2001Dカタログです。YANMAR REDのエンブレムが付いていますね! 考えてみたら一番目立つ表紙部分、その半分以上が赤く塗りつぶされています。商品より大きい面積を占めています。いかにこの商品にとって「赤」が訴えたいことなのかがわかりますよね?
燃える男の「赤トラ」YM2001-YM2001Dカタログです。YANMAR REDのエンブレムが付いていますね!

考えてみたら一番目立つ表紙部分、その半分以上が赤く塗りつぶされています。

商品より大きい面積を占めています。いかにこの商品にとって「赤」が訴えたいことなのかがわかりますよね?

それにしては未練がましく「青ガエル」の緑も使われています。もしかしたら、黄色も使われているのでジョンディアを暗示しているのかもしれませんけど。

年表マニアとしてはこれを出さずにはおれません。YM2001が世に出たのは1981年。イメージキャラクターとしてもっとも成功した男、「燃える男」のアキラによるキャンペーンが成功し、世の中の認知が進んだ頃でありました。

緑メインに黄色のストライプ。ジョンディアカラーに大面積の赤・・・

「青ガエル」が「赤いトラクター」で塗りつぶされ、うまいことJDにOEM供給できるようになったことがこのカタログの表紙に表れているのかもしれませんよね?

内容としては外見はともかくそんなに見るものはありません。基本的にはYM2000とそんなに違いはないのかもしれません。ちょっと目を引くのは、前方視界が広く作業はラクラク「ニューボンネット」 ボンネットが売りというのは昔のトラクターならでは。今では考えられません。
内容としては外見はともかくそんなに見るものはありません。基本的にはYM2000とそんなに違いはないのかもしれません。
ちょっと目を引くのは、前方視界が広く作業はラクラク「ニューボンネット」
ボンネットが売りというのは昔のトラクターならでは。今では考えられません。

ボンネットが「ウリ」というのはクボタのカタログでも見ました

ダイヤ・カッティングボンネット・・・ちょっと時間がかかりましたが、こういうことだろうな・・・と想像できます。
サンシャインジュニアのダイヤ・カッティングボンネット・・・たかが(失礼!)エンジンフードにずいぶん大げさな名前をつけていました。
昔のトラクターは相当前方視界が悪かったようで、「視界が良い」ということはセールスポイントになったようなのです。

普通に使っているけど、そもそもボンネットってなに?

ボンネット、ボンネットと書いていて、なんだかヘンな字面だなぁ・・・と思い始めてしまいました。ボンにネット。エンジンフードを想起させる言葉が1つも含まれていません。

いったいなんなんだ?これは。

自動車が備えるエンジンルーム(ボンネット (自動車)を参照)や、鉄道車両の先頭部の補器室のこと。または、ボンネットバスこだま形電車など、鼻の突き出た形状の車両の通称。前部にエンジンを持たないリアエンジンミッドシップの自動車ではトランクとなることが多く、セミキャブオーバー型ではごく短いものが備わるが、キャブオーバー型には無い。

Wikipediaより

全く答えになっていません。もう一つ帽子という意味があるそうなんです。

ボンネット (英語: bonnet)、ボネ (フランス語: bonnet) は、ヨーロッパの伝統的な帽子である。いくつかの種類の帽子がボンネットと呼ばれる。

Wikipediaより

なるほど!フランス語のボネの英語読みなんだ!

ボンネットはエンジンの帽子と考えれば腑に落ちますよね。しかし、「ボンネット」いつから日本に入ってきて、どうしてこんなに普及してしまったんだ・・・

脱線してしまったので元に戻ります

エンジンは水冷3気筒ディーゼル、3T82B 1346cc 20馬力/2500rpm YMG2000の水冷3気筒ディーゼルで1281cc 20馬力/2400rpm より少し排気量がアップしています。
エンジンは水冷3気筒ディーゼル、3T82B 1346cc 20馬力/2500rpm

昨日のYMG2000の水冷3気筒ディーゼル、3T80U-SA 1281cc 20馬力/2400rpm より少し排気量がアップしています。
注目はこちら。昨日のYMG2000の前進12段より多い、クリープ付前進15段となっています。
注目はこちら。昨日のYMG2000の前進12段より多い、クリープ付前進15段となっています。
ネットでYM2001シフト部分の写真を探してきました。主変速は一番上の右の写真でわかるように3速。
ネットでYM2001シフト部分の写真を探してきました。主変速は一番上の右の写真でわかるように3速。
同じくYM2001の副変速機部分の写真をネットで探してきました。これをみるとクリープ、1速、2速、3速、4速の計5速
同じくYM2001の副変速機部分の写真をネットで探してきました。
これをみるとクリープ、1速、2速、3速、4速の計5速

つまり主変速3速×副変速5速=15速・・・ということですね。なるほど・・・

すみません。今日はこんなツマンナイ感じで終わりです。明日は年表を描くぞー!

それではまた明日!

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