今日は北海道の中古車屋さんで見たクボタトラクター、グランビアボーイGB15「撮りトラ」です。


ああ、もしかしたら本当にそうなのかも。トラクターというのは種類によって性格が決まっていて、15とか20の数字(馬力を示すことが多いですが)はグレードとかオプションみたいなものなのかもしれません。
よく考えたら車だってそうですよね。「TOYOTA」や「HIACE」と書かれたバッジより、エンジンバリエーションやグレードのほうが小さく書かれていますもん。
ずっと僕、トラクターの場合、このGB15などというアルファベットと数字の組み合せのほうをメインに考えていました。型式名むき出しだったトラクターは、ブルトラが出てきたあたりからクルマのような名前の扱いに変化してきたのかもしれません。


ブルトラを意識している?それともブルトラの後継モデルなのかしら・・・



昭和 14年 12月 東京都にて株式会社石川ランプ製作所として発足。主にヘッドランプ等の照明器具を生産。
とあるので、間違いないのではないかと思っています。


また、眉間の「B」バッジは廃止され、クボタマークの「K」になっています。


あ!待ってください。バッジは筆記体になっているくらいの変化ですが、あとに続く型式名と大きさが逆転しています。「トラクターはむき出しの型式名やめた説」はあっけなく崩れてしまいました。世紀を跨いだせいでしょうか・・・なんだか揺らいでいますね。サイドのグリルもGB15とかなり共通している感じです。

やはり同じ顔です。正面グリル形状も20世紀のものと同じように見えます。ただし、このひとの愛称はグランビアボーイではなく、ジョイカムジュニアなんですよね。なのにJC115ではなく、GB115なんです。ちょっと不思議。
