投稿日: 2019年7月12日2019年7月13日 投稿者: nora田んぼの除草粒剤空中散布(詳報)。ヤンマー産業用マルチローター(ドローン)MG1,SA先日、Tさんのヤンマー産業用マルチローター(ドローン)MG1,SAの初飛行のようすを見てきましたが、今日は田んぼに除草粒剤散布をしているようす続きです。 まずはその動画です 散布するのはこの田んぼです。 液状のものを散布するのは見たことがありますが、粒状のものを散布するのを見るのは初めてです。ラジコンヘリコプターと同じように補助の人がもう一人付き、田んぼの端を指示します。操作者からも写真と同じように見えているわけで、まあ、わからないですよね。 動画にあるような現在位置を覚え込ませる動作は1回だけで、田んぼを移動するたびにやっているわけではなさそうでした。足と見えている側のボディに反射テープを貼っているのは、向きがわかりにくいからだそうです。 ドローンを入れるのに特注で箱を作ったそうです。「カッコいいじゃないですか」と僕が言ったらTさん、「でも、側面が紙なんだ」と憤慨気味に言っていました。 これがその除草剤。猫砂のような見た目です。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、セリ、シズイ、ヒルムシロなどに効くと書いてあります。知らない植物がたくさんありますが、知っているものについてはよく話題に上がっているので、きっとしつこいやつなのでしょう。 ウリカワ、ミズガヤツリ、コウキヤガラ、シズイ、ヒルムシロ・・・ずいぶん聞いたことのない植物の名が並んでいます。調べてみました。 Wikipediaによればウリカワ(Sagittaria pygmaea Miq.)は、オモダカ科オモダカ属の水生植物である。水田雑草として知られる。とあります。気がつかないだけかもしれませんが、僕は見たことがないなあ・・・ ミズガヤツリは日本全国に分布する多年生カヤツリグサ科雑草。種子発生も見られるが、実際の水田では地下に形成される塊茎が繁殖源となる。と、農研機構の雑草関連情報に書いてありました。 Wikipediaにウキヤガラ属(学名:Bolboschoenus)は、カヤツリグサ科の属の1つ。広義のホタルイ属の1つで、地下に匍匐茎を伸ばし、1本ずつ茎を立て、その先にやや大柄な小穂を付ける。と書いてありました。畔際のちょっと田んぼに入ったあたりにこんなものを見かけます。 Wikipediaにはシズイ(別名テガヌマイ、S. nipponicus Soják)は、北海道から九州の浅い池などに生える、ややまれな植物。サンカクイに似るが、より柔らかい感じで、葉も数枚が発達する。花茎先端の苞が花茎の延長になる点は共通するが、さらに1つの苞を生じることもある。とあります、写真はサンカクイですね。これもカヤツリグサの仲間です。 Wikipediaにはヒルムシロ(Potamogeton distinctus)は、単子葉植物ヒルムシロ科ヒルムシロ属に分類される、浮葉性の水草である。また、ヒルムシロ属の種のうち、浮葉を展開するものの総称でもある。とあります。これは見たことがありません。浮き草なんですね! ドローンで散布している薬は肉眼ではほとんど見えませんでしたが、ちゃんと下に落ちていたようで田んぼにプカプカ浮いています。こうやって漂いながら田んぼに回っていくようです。 わかりにくいので拡大してみます。苗の脇にある白く見える粒が除草剤です。 今日はこんなところです。また明日! ↑秋に参加するレッドブルボックスカートレース。人気投票が始まっています。現在33票!ありがとうございます!!!是非「お米たべてー!TEAM」に投票(Facebookのアカウントが必要なんですけど・・・)してください。得票するとどうなるのかはわかりませんが、お祭りなんで多ければ多いほどいいですし、せっかく「お米たべてー!」っとやるからには印象づけたい・・・というわけで是非よろしくお願いします!!! 上の記事とゆるく関連しているほかの記事:田んぼの除草粒剤空中散布。ヤンマー産業用マルチローター(ドローン)MG1,SAヤンマーのドローンMG1(産業用マルチローター)の初飛行!薬剤散布用 TEADドローン Mulsan DAX04@サマーフェア2017丸山製作所の粒材散布用マルチコプターMMC940AC@サマーフェア2017ヤマハ除草剤散布用無人ボート「WATER STRIDER@クボタサマーフェア」【詳報】薬剤散布用ドローン。注目度高いなあ・・・「元氣農業応援フェア2016」