今日は「田植機考古学」。hokkaidoujinさんの案内で行った私設博物館の中で見た、みのる産業のみのる土付成苗田植機です。


太陽を植えよう
大きい苗を植えよう
みのる土付成苗田植機
と書いてあるように読めます。
今まで見た田植機と少し形が違うのは、この「大きい苗を植えよう」とかいてあることと関係があるのかもしれません。大きい苗を植えるためにこの形になっているのでしょう。

農研機構の登録ではみのる産業の田植え機も見ることができます。登録に残る最古のみのる田植機は私設博物館で見たものより古いLT-6Fの1978年。これがないかネットで探してみました。



う〜ん・・・ネットで探してきたこの田植機たち、1980年前後ということなんですが、僕が私設博物館で見たもののほうがエンジンを見ても、プラスチック製部品が少ないことからも相対的に古い感じがします。


追いきれなかった感じでみのる田植機はおしまいです。唐突ですが、最後に以前トラクター狂さんに送ってもらった古いイセキさなえちゃんの広告を貼っておしまいにします。また明日!

ラクな操作で20人分の働き・・・田植コストは大巾にダウン
ヰセキ田植機PF20「さなえ」は田植作業を楽しく、かつコストを大巾にダウンし、農家のみなさまの期待に応えました。
広告からは田植は辛くコスト(人手)がかかった・・・ということが読み取れます。
ヰセキ田植機PF20
●エンジン 4サイクルヰセキKF344・出力2.5ps
●機体寸法 全長1940mm・全巾900mm・全高810mm
●重量 65kg
●走行方法 2輪フロート式、サイドクラッチ付
●能率 60分/10アールあたり
●育苗方式 ばらまき苗
伊藤産業機械(株)さん
いつもコメントありがとうございます
確かにポット苗を植える機械の形に似ていますね
土つき苗というのはそのことを表している可能性がありそうです
みのる産業の田植え機ですと、ポット成苗を植えるタイプかもしれません。
みのる産業は今でもポット成苗の田植え機を作っています。
http://www.agri-style.com/product_guide/detail.php?id=276#section2