少し時間が経ってしまいましたが、4/23日、飼料稲を田んぼに直播きするため、種もみに鉄コーティングするところを見てきました。種もみを田んぼにただパラパラ播いただけではプカプカ浮いてきてしまうため、重くするのと、鳥に食べられないようにするのだと思います。
種もみの鉄コーティングを見てきました(動画)
↑鉄できれいにくるまれて真っ黒になってしまった種もみ。これが一晩経つと真っ赤に錆びてしまうというのがおもしろいです。




材料は特別なものではないようです


鉄粉は焼いて固めて部品を作ったり、脱酸素剤に使用されていたり、身近なところでは使い捨てカイロの中に入っていたり・・・知らなかったなあ。

ウィキペディアでしらべてみると
硫酸カルシウム・1/2水和物(CaSO4・1/2H2O)を半水石膏、焼石膏またはバサニ石(bassanite)という。
土壌中及び溶岩内から発見されている。
半水石膏は、水と化学反応し二水石膏に変化する。骨折時の治療用具としてのギプス、型取り用の石膏は粉末状の半水石膏を水と反応させ二水石膏(単に「石膏」ともいう)として硬化させたものである。
日本薬局方では「焼石膏」として記載されている。
要するに焼石膏は石膏像やギプスの元か!





その後、種もみを機械でグルグル回しているところへ数回に分けて入れて鉄コーティングするんです。何となく続きます。