小さいクローラ付き ヰセキブルーハンター20・・・「撮りトラ」

ちょっと前になりますが、おじいさんクレイスコンバインのAさんのところに行った時に見せてもらいました。(いつの間にか機械が増殖していいます。ヤバいぞ。)

ヰセキのBLUE HUNTER 20、クローラ付きです。普通のトラクターならそんなに珍しいと思わないのですが、こんなに小さくてクローラが付いていると俄然目を引きます。

小さい全部つき

iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
多分、20馬力なのでしょう。ささっと調べた限りでは年式などはよくわかりませんでした。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
今までだと、アルファベット+数字の(TU+数字など)呼び名がどこかに書いてあったりするのですが、これはBLUE HUNTER 20としか書いてありません。つまり、この機体はブルーハンターという名前なわけです。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
これですね! 長い名前は愛称で、アルファベットと数字が名前というパターンが多かったのですが・・・前のオーナーが几帳面だったらしく、あちこちに覚え書きが貼ってあります。

小さい全部つきといえばこれも・・・

ここでちょっと一休み。小さい全部付ということでは、以前これを紹介しました。クボタGT23。名前といいギュッと詰まった感といいなかなかいいです。
ここでちょっと一休み。小さい全部付ということでは、以前これを紹介しました。クボタGT23。名前といいギュッと詰まった感といいなかなかいいです。

iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
クボタは23馬力でそんなに変わらないと思うのですが、キャビンがないのを差し引いてもこっちのほうが圧倒的に小さく見えます。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
いや、小さいのもそうですが、低く見えます。

改めて前出のGT23の画像を見てみると、やたら背が高い!(それとも隣の麦わら帽の人が小さいのかなあ・・・) クローラのおにぎりがおにぎりの形をしてます。一方、BLUE HUNTER 20のほうはおにぎりというよりは「肉まん」な感じ。

iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
技術の進歩かそれとも用途の違いなのか・・・でも、こっちのほうが安心してみていられる感じはします。

エンジン小さい!

iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
エンジンフードを開けてもらいました。エンジン、あんな奥にあります。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
そして奥の下、エアクリーナや何やらの下に小さく見えています。

安かったそうですが・・・

iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
赤いお鼻がカワイイブルーハンター20。故障車で安かったそうですが、修理代が相当掛かってちょっと残念だということです。もちろん売りつけられたわけではなく、「修理して使うんだったら安くしておくよ!」ということだったと思いますけど。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
何処が壊れて直したのだったか、聞いたんですけど忘れてしまいました。多分小さな機体にこんな足回りが付いているのでどこかで無理がきたのでしょう。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
タイヤがない分、後ろはスッキリ見えます。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
クローラの幅もかなり広い感じです。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
テールランプは・・・何か書いてあるんだけど、ピントが抜けちゃってて読めない!
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
ウインカーのほうは・・・読めた! IMASENだ!
今仙電機製作所 http://www.imasen.co.jp/ だと思うんです。
今仙電機製作所 http://www.imasen.co.jp/ だと思うんです。

IMASEN イセキTL2300F「耕太」撮り虎の時に見て、珍しい2人乗りトラクタ日の本トラクタJF1型にも付いていました。

もしかしたら伝統的にヰセキはIMASENと関係があるのかもしれませんね。

iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
転倒注意の注意書きが・・・これ、ジョンディアに付いてたな。
JD5300D
JD5300に付いてました。
かわいいキャラでですが、実際大変な事になってます。これまでたくさんのこの黒い人が煮られ、焼かれ、レンジに入れられ、手を挿み、頭をぶつけ、轢かれ、激突し・・・何万人死んだかわかりません。ありがとう!黒いヒト! 君たちの死を無駄にしないため、僕らは真面目にこれらの警告に耳を傾けねばならない。
かわいいキャラでですが、実際大変な事になってます。これまでたくさんのこの黒い人が煮られ、焼かれ、レンジに入れられ、手を挿み、頭をぶつけ、轢かれ、激突し・・・何万人死んだかわかりません。ありがとう!黒いヒト! 君たちの死を無駄にしないため、僕らは真面目にこれらの警告に耳を傾けねばならない。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
「振動による各ボルト緩み、クローラの痛みに注意」「路上走行は必ず2速に切換える」とテプラが貼ってあります。こういうのがあちこちに・・・相当マメな元オーナーだったと思われます。
iseki tractor blue hunter 20 イセキトラクター、ブルーハンター20。セミクローラタイプの小さなトラクターです。
おお!このコンビネーションスイッチは・・・メーカーを越え、時代を超え、ベストセラーなんじゃないでしょうか? 使ったことはないけど、便利なんでしょうね。

以上、駆け足で紹介しちゃいました。おしまいです。

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“小さいクローラ付き ヰセキブルーハンター20・・・「撮りトラ」” への4件の返信

  1. トラクター狂さん おはようございます

    書いていないけど、THはTHなんですね
    イセキのセミクローラを実際に使っているんですか!

    離れてみてはわからないけど、実際にはメーカーによって色々違うんですねえ・・・

    以下はクボタ GRANFORCE グランフォース パワクロ レンコン仕様 FT28だそうです。こんな感じなんですね!
     
     

     
     

  2. shiroemodonさん おはようございます

    確かにGTのほうは異様に高いですね
    でも、イセキのほうも低いのは低いイメージなのですね・・・

    初めは見ても、クローラが付いていることに気がつかないぐらい自然でした

  3. 型式はTHだと思います。シアルハンターと姉妹機?だと思いますが、詳細は不明です…(^^;

    このトラクターの後継機にあたるTH265のセミクロを使っていますが、確かにクボタさんの同クラスの機種(グランフォース)と比べると小さく見えます。

    見た目だけではなく、運転席も以前乗っていたクボタGT-5と比較すると狭く感じます。

    セミクロに技術に関しては、クボタさんのパワクロの方が上のように思えます。(個人的な意見)

    イセキさんのセミクロは、少々整備性が良くないかなと思います。絡まった藁や溜まった泥が取り除きにくいです。

    クローラーもこの機体サイズにしては広すぎるかなと思います。(400mm、グランフォースは330mm)

    それと写真のクボタGT23は、おそらくパワクロ・ハイクリ仕様だと思います。レンコン田の耕うんに使うものだと思われます。一般の水田では必要無いですね…(^_^;

  4. こんばんは

    小型機でクボタとイセキのセミクロを比較すると、イセキのセミクロはクボタより起動輪が低く前後に長いのが特徴です
    その為、noraさんの肉まんという比喩は良いと思います

    イセキの小型機のクローラが何故前後に長いかは分かりませんが、起動輪位置が低いのは「小型機=高齢者の購入が多い」という設計思想から乗降し易い様に、運転台を低くしたいのだと思います
    (私の勝手な解釈です)

    クボタのパワクロ機は小型機も含め、パワクロの大きな推進力に前輪グリップが負けないようにする為のインチアップがされており、運転台が高くなっています
    これに対して、イセキが差別化をする為に低く設計しているのではないかと考えてます
    ただ、前後に長いことは接地圧が低くなる反面、泥を抱え易い+旋回時の抵抗が大きいので、機体への負担を考えるとあまり良いとは言えないかもしれません

    クローラ幅に関しては、クボタもイセキも一緒だと思いますが(中型機はどちらも400mm)、イセキの方が広く見えますよね

    また、写真のクボタGT23ですが、畝を跨ぐ為に最低地上高を高くし幅が狭いパワクロを履いた、畑作管理用のトラクタだと思います
    その為、馬力には不釣り合いな程全高が高いのではないかと考えます
    ただ、ロータリを装着しているので違うのかなぁ…とも思っていますが

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