切れ切れですがずっと続いていたインターナショナルライスコンバインの資料も今日で最後です。せっかくAさんにお借りした資料なので出し切ってしまいます。他にもまた追加でたくさん興味深いものをお借りしてきたので楽しみにしていてくださいね!
今日のは文字と表ばっかりで、僕は「こんなものがあったんだ・・・」と、淡い興味のみ持っただけですが、もしかしたら必要としている人もいるかもしれません。探している人には「ある」とわかっただけで十分大きな情報だったりします。
インターナショナル ライスコンバイン納入先一覧表
インターナショナル ライスコンバイン105の概要
反・町ってのがどうもピンときません。(そもそも大きな面積になるとメートル法だってピンとこないのです)
調べてみると(もう何回も調べていますが、いつもイメージが湧きません)1町は9,900平米1反は990平米・・・ということは水分量の多い時は一日で100M四方から122M四方の稲刈りをこなすことができる。
また、水分量が少なければ113M四方から140M四方の面積を稲刈りすることができる・・・こんな感じでしょうか?
操作教習も行われていたようです
減価償却試算表
あ、右のほうの但し書きを見るとこれは元を取る云々というより、2800時間くらい使うとまったくのポンコツになるって話か!
試験結果
コンバインの角が取れていないというのが「そういうこともあるんだ」という感じでおもしろいですね! テスト結果、クレイソンのテスト結果と比較してみてくださいね!
おじまさん おはようございます
いつもわかりやすい説明をありがとうございます
するとこの農業構造改善事業で土地改良とか区画整理が行われて(だいたい年代が合っているような気がします)
現在の機械を使った米作りの骨格ができた・・・ということなのかもしれませんね
「穎」(エイ)は籾殻ですか
アラブにはラクダに関する単語がたくさんあり
アメリカには牛に関する単語がたくさんあるみたいに
日本にはお米に関する単語がたくさんあるんですね!
こんばんは。
パンフの細かいところは見えないので本文だけでの話ですが、
減価償却計算では国が定めた耐用年数に従って計算します。
トラクタ、普通型コンバインは8年、田植機、自脱型コンバインは5年などです。
実際にこの年数ではトラクターもコンバインも壊れないだろうし、
壊れてしまうようだったら農家はとても買えないと思います。
「収機導入」と「構改」ですが、
構改の方は農業構造改善事業で間違いないと思います。
収機導入は???
以下は今日ちょっと勉強したものの概略です。
当時は、戦後の農地解放で沢山の小作農家が自作農家になったが、
暮らし向きは、経済成長の波に乗っている都市労働者に比べると見劣りするものだから、
農業・農村の構造の大改革が必要だという事で、「農業基本法」が作られ、
この法律に基づいていろいろな事業が展開されていたようです。
筆頭は、基盤整備事業で、主に水田の生産条件の整備(区画整理と用排水条件の整備)
さらに、条件整備された田んぼで動く高性能な大型機械導入のための資金助成
それと、小規模な自作農家では買えない機械導入を進めるための協業、組織化の推進と農協の強化
(これらの典型が八郎潟だったんでしょうね。農機メーカーにとっても絶好の販売チャンス到来!!)
結局、この事業構想は水田農業の省力化を可能にしたことで、
兼業化や都市への人口流出を加速させてしまう結果だったという総括が多いようです。
>>こうやって見ると各県の県庁には配られたみたいに納入されています
国策として上記のような壮大な構想があったという事は、半ば押し売り状態で各県は導入したんでしょうね。
各県とも研究用に買ったのかと思いきや茨城を見ると農業試験場用とは別に県庁が買ってますね。何に使ったんだろう?
長野県は5台も買ってる。。。
おまけ
※ 「頴」は、正しくは「穎」(エイ)で、玄米を包んでいる籾殻のことです。