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見慣れたような、そうでないような顔、誕生は1971年あたり?クボタL240「撮りトラ」

今日は何にしようかなあ・・・と写真をつらつらと眺めていて決めた、見慣れたようなそうでないような顔、北海道の中古ヤードでandoやhokkaidoujinさんと見たクボタL240「撮りトラ」です。

クボタL240(初めはL24Dと書いてあるのかと思っちゃいました)農研機構のデータベースにもなく年式は定かではありません。燃料ポンプから2気筒であることはわかります。型式で「24馬力なのかな?」という想像はできそうです。

クボタL240(初めはL24Dと書いてあるのかと思っちゃいました)農研機構のデータベースにもなく年式は定かではありません。燃料ポンプから2気筒であることはわかります。型式で「24馬力なのかな?」という想像はできそうです。

座席の背中部分、6角ボルトがモロ出てます。もしクッションなどが付いていなかったとしたら、ずいぶん人に優しくないシートでしたね。

クボタトラクター年表

以前の記事『きれいなクボタL1501スペシャル「撮りトラ」』の年表で見てみると、1971年のあたり(4輪駆動のブルトラ製造開始と書いてあります)にL280というのがありますからこの辺じゃないでしょうか?

エンジンは縦型2気筒。もしかしたらT15に載っていたUH型ディーゼルの子孫かもしれないですね。マフラーあたりがすごく似てるし。

エンジンは縦型2気筒。もしかしたらT15に載っていたUH型ディーゼルの子孫かもしれないですね。マフラーあたりがすごく似てるし。

産業技術史資料情報センター、産業技術史資料データベースによれば、1959年発売で、昭和35年に発売された国産初の乗用トラクタ「T-15」に搭載された、立形2気筒水冷4サイクル直接噴射式ディーゼルエンジン;当時の耕うん機等に搭載された農業用ディーゼルエンジンは横形が主流であったが、乗用トラクタ用として開発され、後の立形ディーゼル全盛の先駆けとなった。・・・とあります。

産業技術史資料情報センター、産業技術史資料データベースによれば、UHは1959年発売で、昭和35年に発売された国産初の乗用トラクタ「T-15」に搭載された、立形2気筒水冷4サイクル直接噴射式ディーゼルエンジン;当時の耕うん機等に搭載された農業用ディーゼルエンジンは横形が主流であったが、乗用トラクタ用として開発され、後の立形ディーゼル全盛の先駆けとなった。・・・とあります。

クボタL240。Lの1000番台に似てますけど両目が張り出しています。横から見るとペタッと付けた感じで違和感があります。

クボタL240。Lの1000番台に似てますけど両目が張り出しています。横から見るとペタッと付けた感じで違和感があります。

クボタトラクターL240

正面顔はこんな感じ。あ!オレンジの部分から目がハミ出してるんだ・・・

他のカエル顔と比べてみましょう

クボタトラクター kubota L2201DT

L2201DTスペシャルとL1501スペシャル。Lの1000番台(1972?〜1977?)はオレンジの中に目がおさまっています。

こちらは『スレートハウスで見つけたクボタL2000DT』で紹介したクボタL2000DT。オレンジの中に目がおさまっています。

こちらは『スレートハウスで見つけたクボタL2000DT』で紹介したクボタL2000DT。オレンジの中に目がおさまっています。

クボタL3001DT

こちらは『クボタL3001DT「撮りトラ」その1』で紹介した正面顔。これもオレンジ範囲内。

似たような顔の中にも微妙に違いがあります。

注目はハンドル

クボタL240

ものすごーくシンプルな操作系。注目はハンドル。

クボタL240

Lの1000番台とは明らかに違います。丸ではなく三角形。

たいていは丸くて歯車マークのクボタがついていたと記憶しています。

たいていは丸くて歯車マークのクボタがついていたと記憶しています。

三角タイプは丸タイプより以前のパターンに違いありません。L240写真では残骸状態で完全な形で見ることができませんが、以前似たような形のものを見たことがありました。

『「Y」と思ったら「V」だった。デュアルライトの乗用トラクタ、クボタRV・・・スガノ農機「土の館」』で見た、1964(昭和39)年製のクボタRV-70型。初期の乗用型トラクターです。

1964 KUBOTA Tractor RV70 10PS  機種名:クボタトラクタ 形式・仕様:RV-70型 10馬力 製造国・国:(株)クボタ 日本 導入年度:1964(昭和39)年 使用経過:水田地帯に多く導入された機種で、乗用耕耘機として人気が高かった。 主な作業はロータリでの耕耘。

説明板でお顔が隠れちゃってます。構造はちょっと違うけど形はかなり洗練されていて、今のトラクターと変わりがありません。

銀色のパネルが続く乗用トラクタの中心部分。説明板には、機種名:クボタトラクタ 形式・仕様:RY-70型 10馬力 製造国・国:(株)クボタ 日本 導入年度:1964(昭和39)年 使用経過:水田地帯に多く導入された機種で、乗用耕耘機として人気が高かった。 主な作業はロータリでの耕耘。とありますが、左奥の部分に・・・

そのRV70のハンドルがちょうどそんな形。

1964 KUBOTA Tractor RV70 10PS  機種名:クボタトラクタ 形式・仕様:RV-70型 10馬力 製造国・国:(株)クボタ 日本 導入年度:1964(昭和39)年 使用経過:水田地帯に多く導入された機種で、乗用耕耘機として人気が高かった。 主な作業はロータリでの耕耘。

この頃のクボタのロゴはシンプルに「K」

1964 KUBOTA Tractor RV70 10PS  機種名:クボタトラクタ 形式・仕様:RV-70型 10馬力 製造国・国:(株)クボタ 日本 導入年度:1964(昭和39)年 使用経過:水田地帯に多く導入された機種で、乗用耕耘機として人気が高かった。 主な作業はロータリでの耕耘。

ちょっとゴージャスなハンドル周りです。

クボタL240

もう一度既出のクボタL240のハンドル。似てますよね?

もしかしたらこのL240が出た当時、まだ歯車マークは使われていなくて、1960に使用していたRV70と同じ「K」マークを使っていたのではないでしょうか? 「K」マークの次に歯車マークが使われるようになり、そのタイミングでハンドルボスが丸くなった・・・そう考えるのがリーズナブルな気がしてきました。

今日はこれでおしまいです。また明日!

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