「朝3分の農機考古学」異形の空冷耕うん機ヰセキKL781は農569号

同じくオークションでKL781に乗っていたであろうエンジンが売られていたのを見つけました。川崎航空機製のKD700です。これまた発動機としては異形です。
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今日もオークションをパトロールして朝3分の農機考古学、『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。見つけたヰセキ耕うん機、KL781は1967年に発売されたKL780の流れを汲み、川崎航空機製の空冷エンジンKD700(おそらく単気筒7馬力)を載せた異形のマシンでした。

KD700として売られていましたけど・・・

オークションに出ていたものを見つけました。KD700として売られていましたけど、KL781だと思います。目を引く大きな扇風機、なだらかなカーブを描くエンジンフード、尖った先端・・・どれをとっても異形です。もしかしたらこれも空冷TSの時の思ったのと同じ、オラオラ顔の先祖、走りなのかもしれません。
オークションに出ていたものを見つけました。KD700として売られていましたけど、KL781だと思います。目を引く大きな扇風機、なだらかなカーブを描くエンジンフード、尖ったクロームメッキの先端・・・どれをとっても異形です。もしかしたらこれも空冷TSの時の思ったのと同じ、オラオラ顔の先祖、走りなのかも。

こういう見かけ、状態になっているということは、空冷の単気筒を横に積んでいるのでしょうかね。面白いレイアウトです。

オークションの小さな写真しかないのが残念です。実機を見てみたいなぁ。
反対側はごく普通の形。オークションの小さな写真しかないのが残念です。実機を見てみたいなぁ。
国営検査合格証票は1969年3月。69012番です。また、運輸省型式認定番号は 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農569号 ヰセキKL78型 とあります。 KL781型ですが、型式認定番号はKL78型(おそらくKL780として売られていたもの)のものを流用している形となっています。
国営検査合格証票は1969年3月。69012番です。また、運輸省型式認定番号は

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農569号
ヰセキKL78型

とあります。

KL781型ですが、型式認定番号はKL78型(おそらくKL780として売られていたもの)のものを流用している形となっています。
一番初めにオークションで見つけたKL781がこの姿だったので少しびっくりしました。
一番初めにオークションで見つけたKL781がこの姿だったので少しびっくりしました。
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