毎日サクッとネットの画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はトラクター狂さんに送ってもらった(いつもありがとうございます!)カタログで1972年型式認定クボタコンバインHT120です。4条刈りの大型で、「生まれながらの本格直列」(稲わらが後方に排出されるという意味らしい)というコピーが興味深いです。
全面刈りの4条で、「生まれながらの本格直列」と書かれているのが見えるでしょうか?
そして「排ワラは真うしろの刈り跡に!」まだ刈り取っていない稲の上に排ワラの落ちる心配がありません。あとの割り刈り作業がスムーズ。後部排ワラは全面刈りのきめてです・・・とも。
【直列というのはこれに対してだろうか】
【カタログに戻ります】
日本で初めて水冷2気筒ディーゼルエンジン搭載のコンバインが登場!とあります。資料によると2気筒743ccZ750搭載となっています。
トラクター狂さんも指摘されていましたが、同じく1972年型式認定のL1500に初めて搭載されたエンジンで、そいつを一気にコンバインにも奢ってしまった(コンバイン向けに少しチューンされている感じですけど)ようです。
【同じZ750搭載のL1500】
【スペック表右下には年号らしきものが】
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
もうこんな時間!!今日は出かけなくてはいけないので今朝はここまでです。それではまた明日!