1993年ヤンマーコンバインCA160・CA180「昔の農機カタログ」はワンタッチ推し

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今日は伊藤産機さんにもらった、1993年ヤンマーコンバインCA160・CA180昔のカタログシリーズです。スキャンするのに時間がかかってしまったので、パッと見て気づいたことを中心に短くお送りします。

ヤンマーコンバインCA160・CA180のカタログです。これかどうかわかりませんが、近所にこのカラーリングのコンバインがあったので覚えています。1993年のカタログで、これでももう30年以上前のものです。
ヤンマーコンバインCA160・CA180のカタログです。これかどうかわかりませんが、近所にこのカラーリングのコンバインがあったので覚えています。1993年のカタログで、これでももう30年以上前のものです。
さすが平成のカタログ。メインビジュアルの写真も、こぎ胴が透けて見えていますし、刈り取りフィットスライドという機構(あぜ側を刈る時などのために、刈り取り部がスライドする)の説明のため、スライド範囲がわかるような写真になっています。
さすが平成のカタログ。メインビジュアルの写真も、こぎ胴が透けて見えていますし、刈り取りフィットスライドという機構(あぜ側を刈る時などのために、刈り取り部がスライドする)の説明のため、スライド範囲がわかるような写真になっています。

コンバインって自動脱穀機なんだなぁ

このカタログのイラストなどを見ていて思うのは、当たり前ですけど「コンバインは自動脱穀機だ」ということです。コンバインの核心である脱穀部の形は昔から全然変わっていないじゃないですか!

(写真はウィキペディアより)これ、英語でステップシュレッサーっていうんですね。現在のコンバインの脱穀部も昔の脱穀機も全く同じ形です。これに選別部がつき、藁のカッターがつき、それらを動力で回して各種センサーでコントロールするというのが現在のコンバイン・・・
(写真はウィキペディアより)これ、英語でステップシュレッサーっていうんですね。現在のコンバインの脱穀部も昔の脱穀機も全く同じ形です。これに選別部がつき、藁のカッターがつき、それらを動力で回して各種センサーでコントロールするというのが現在のコンバイン・・・

ワンタッチ責め

コンバインは様々な機能が1つになった複雑な機械です。それだけに色々な問題があったようで、それがこのカタログにも表れています。おそらく整備上の問題だったのだと思いますけど
コンバインは様々な機能が1つになった複雑な機械です。それだけに色々な問題があったようで、それがこのカタログの紫で囲まれた部分に表れています。おそらく整備上の問題だったのだと思いますけど、色々なものが取り外せる・・・というものです。

それらが特に簡単だという意味で「ワンタッチ」と表現されています。試しにこのページでワンタッチと書かれているところを拾い出してみます。

こうなります。なんと7箇所!!よっぽどこれまでのコンバインは様々なものにアクセスしづらいブラックボックスだったのでしょう。
こうなります。なんと7箇所!!よっぽどこれまでのコンバインは様々なものにアクセスしづらいブラックボックスだったのでしょう。

確かに整備性も考えてコンバインを作るとなると、ただでさえ高価なコンバインがさらに高価になってしまいます。ただ、よっぽどそれが評判悪かったのでしょうねぇ・・・

ちなみにワンタッチという表現の他に「工具なしでオープン」というものが2つもありました。その他簡単に脱着などというものも・・・これだけバリエーションがあると、ワンタッチと言いながら実は工具が必要だったりして。などと変に気をまわしてしまいます。

もしかしたら今なら「どれも結構大変じゃん」ってなるかもしれませんね!

すみません。今日はここまでです。それではまた明日!

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