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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1961年運輸省型式認定の耕運機、三菱CT-62です。久々の農機考古学、オークションのカタログしかありませんでしたが、手持ちの資料で軽自動車認定番号を特定です。
![ネットオークションで見つけてきた、CT-62形のカタログです。なかなか状態の良く、色がよくわかりますね!60年代の三菱耕運機カタログはほぼ100%登場人物が女性です。そしてなぜか麦わら帽・・・何かのアイコンなのでしょうね。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/mitsubishi_CT-62-2-504x392.jpg)
すごく商品が巨大に見えていますけど、多分ガソリンの4〜5馬力クラス。そんなに大きい商品ではないはずです。
![でも、大きく見えるなぁ・・・「全密閉型のボンネット・サイドカバー、およびハンドル等には近代センスを思い切り盛り込み、極めてスマートな形状になっております」と書かれています。全密閉型などと今聞くと防水的、水密的に聞こえてしまいますけど、めちゃくちゃオープンで、ベルトも何もむき出しのままだったそれまでの耕運機に対しての表現であることに注意が必要です。それにしても「近代センス」・・・初めて聞きますが、ちょっと引っかかるいい言葉です。これ、今ならかなり効果あるのではないでしょうか?](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/mitsubishi_CT-62-3-504x393.jpg)
「全密閉型のボンネット・サイドカバー、およびハンドル等には近代センスを思い切り盛り込み、極めてスマートな形状になっております」と書かれています。
全密閉型などと今聞くと防水的、水密的に聞こえてしまいますけど、めちゃくちゃオープンで、ベルトも何もむき出しのままだったそれまでの耕運機に対しての表現であることに注意が必要です。
それにしても「近代センス」・・・初めて聞きますが、ちょっと引っかかる、いい言葉です。これ、今ならかなり効果あるのではないでしょうか?
![手持ちの資料によれば、三菱CT-62は軽自動車型式認定番号農253号三菱CT62形となっています。このころのガソリンエンジン搭載耕運機はおっきな、それこそ近代センスの完全密閉型ボディを持っていたようです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/sheet-3-504x292.jpg)
軽自動車
型式認定番号 農253号
三菱 CT62形
となっています。並んでいるものを見ると、このころのガソリンエンジン搭載耕運機はおっきな、それこそ近代センスの完全密閉型ボディを持っていたようです。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
レッドブルフライトディネタはあるのですが、毎日だと辟易すると思い、耕運機を挟んでみました。この法則でいけば明日はレッドブルネタになります。そちらもお楽しみに!それではまた明日!