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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1970年運輸省型式認定の三菱耕耘機CT333です。銘板は見つからなかったものの、今この年代で見つかるブツはネットになかなか出てこないもので、生産数が少なかったか、売れなかったか、今も使われているか、さっさとぶち壊れて打ち捨てられたかのいずれかだと思われます。
![1970年といえばすでに50年以上経過しています。それにしては程度が良さそうに見えます。やっぱり「鉄の塊」は50年を過ぎたあたりからヤレ感がグッと遅くなる感じがします。これがプラの塊だったらバッキバキで悲しい感じになっているしょうね。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/MITSUBISHI_CT333-2-504x378.jpg)
![気に入ったのは、このライトカウルとの関係性。それと、こういうライト付きのガソリンエンジンって、プラグに転化するだけでなく、照明をつけるだけの発電量があったということですよね?それ、今だって便利だと思うのですが、見ないですよねぇ。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/MITSUBISHI_CT333-5-504x378.jpg)
![CT333は型式名と販売名が同じなので運輸省型式認定番号は資料からわかっています。さらにエンジン型式も資料と合致しているのでこれは確実です。もし、こいつに銘板がついていたら小型特殊自動車運輸省型式認定番号農695号三菱CT333型と書かれていたはずです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/MITSUBISHI_CT333-6-504x378.jpg)
小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農695号
三菱 CT333型
と書かれていたはずです。
![シートに記入します。このころはトラクターと耕運機が同數か、やや耕運機の方が多いくらいでしょうか?1965年あたりに乗用トラクターが割と多く出て、それがまだモデルチェンジしていない感じです。その間に耕運機のバリエーションが増えている感じでしょうか?トラクターを使う人はまだ少なく、一般に機械化が耕運機レベルで浸透していっている感じです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/sheet-14-504x298.jpg)
1965年あたりに乗用トラクターが割と多く出て、それがまだモデルチェンジしていないイメージ。その間に耕運機のバリエーションが増えている感じでしょうか?トラクターを使う人はまだ少なく、一般に機械化が耕運機レベルで浸透しつつある・・・表から感じる1970年の空気です。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
昨日は暖かかったのに、今朝は一転して寒いです。昨日の雨が玉のまま凍っていました。今日はこんなところです。それではまた明日!