
シンプルなアグリロボ=有人ロボット田植機?というなんとも表現しにくい機械を使った、湛水直播の田植えを見てきましたその3です。やっと写真も揃いました。
湛水直播の田植えを見てきました
ちょっと長いですが、最後のほう・・・圃場登録で回ったソリの跡と実際に植えて回ってきたソリの跡がぴったり一致するんです。「ロボットすごい!!」と思った瞬間でした。
播く種はこれです。印象的な紫。鉄コーティングではないそうで、種まきした後に水を入れて水没してしまっても大丈夫なのだそうです。
直接聞いたわけではないので性格ではないかも・・・ですが、このような種を売っているというよりは、コーティング屋さん的な会社があって、まとまった量コーティングをお願いする形のようです。普段作っている品種をこのように加工してくれる・・・ということなのでしょうね。もちろん、ロットはあるみたいですけど。
見た目は直進自動操舵田植機に見えます。でも、ロボット田植機でした。核心部分はコンパクトなのでしょうね。
外周を回って圃場登録をしています。
ちゃんと撒けているかどうか確認しています。それぞれ自分の目で確認したいのか、全員で田んぼに入っています。小さな種もみですからどうしてもそうなっちゃいますよね!それにしても、田んぼ随分浅いんだな・・・
見守る人多数。スカッと青空、田植え日和でした。
種を蒔くと同時に肥料も入れているんですね。
僕は長靴ではなかったので、近くにきた時にやっと見ることができました。ひと蒔き5粒のつもりらしいですが、バラけて12粒ありますか?
これは10粒といったところでしょうか・・・狙いの倍以上と言えばそうですけど、点々と撒けていました。
僕、いわゆる「ガチャガチャ」作ったことがあるのですけど、カプセルがちょっと楕円?長円?になっただけで途端にカプセルの出が不安定になります。
ガチャガチャのカプセルに対して軽く、小さく、しかも両端が尖った紡錘型の種もみ、しかも大きさが揃っていなくてザラザラしているものを5粒ずつ点まきしようってのがすごいです。
中身どうなっているのでしょう・・・見てみたいです。
それからもう1つ思ったのは、この田んぼの両隣、奥もそうですが、従来型のやり方で田植えされているわけです。それどころか、日本全国かなりの割合で従来型・・・
田植機黎明期からだんだんに定まって50年。ずっと支持されてきた今までの方法ってすごいな・・・と改めて思いました。手間の問題、時間の問題、いろいろあるにせよ、少なくとも今まであまた現れた、ライバルのやり方をことごとく打ち破ってきたわけですから。
そういう従来型・・・こういう言い方すると新しいやり方に対して劣っているような印象になってしまいますね・・・なんでしょうトレー方式?呼び方があるんですよね?きっと。
これに挑戦するというのは、メリットがすごく大きくないとダメで、かなりハードな戦いということですね。10年後、どうなって行くのでしょう・・・楽しみです。
今朝はここまでです。それではまた明日!
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H2さん こんにちは
(べんがらモリブデン)コーティング
調べてみたらまさにそんな感じでした
話を聞くと直播はとにかく雑草との戦いのようで
何かが便利になるとどこかにしわ寄せが行く感じですね