1977年型式認定クボタL1511「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1977年運輸省型式認定、オークションではセミオートマチック(どういうものかはよくわかりません)と謳われているクボタL1511です。L4桁末尾01シリーズにセミオートマの末尾11シリーズが加わった形でしょうか?他にL2211などという型番があるのかが気になります。

ネットオークションで見つけたクボタL1511です。当然L4桁共通のデザインで見慣れたもの。しかし、末尾11というのは今まで見たことがありませんでした。手持ちの資料で今回運輸省型式認定番号が判明したので収集です。二輪駆動のL4桁末尾01であれば本来L1501となるはずです。クボタL1501は1975年型式認定の農930号でした。
ネットオークションで見つけたクボタL1511です。当然L4桁共通のデザインで見慣れたもの。しかし、末尾11というのは今まで見たことがありませんでした。手持ちの資料で今回運輸省型式認定番号が判明したので収集です。二輪駆動のL4桁末尾01であれば本来L1501となるはずです。クボタL1501は1975年型式認定の農930号でした。
クボタL1501 すっごく小さくて、これだったら家に置いてもいいかなあ・・・って大きさです。
こちらは1975年型式認定農930号のクボタL1501 すっごく小さくて、これだったら家に置いてもいいかなあ・・・って大きさです。
L1501の記事はたくさんありますけど、初っ端がこちら。
こちらはL1501DT。農研機構の登録では1976年になっています。両者を比較してみると発電機が違うように見えます。ダイナモとオルタネーターという違いがあるのではないでしょうか?
四駆になるとL1501DTです。運輸省型式認定番号は農931号で、二輪駆動のL1501のお隣さんです。
実は写真はこの2枚しかありません。この写真も「見慣れないステッカーが貼ってあるな」くらいのキモチで撮ったもので、他に詳しい写真も撮りませんでした。ステッカーチューンなのか、それとも何かの装備の写真なのか、あとで調べてみよう・・・という程度のものです。
クボタL1501DTACたんてのもありました。
世界初耕深自動制御でしたね!

L1511に戻ります

で、L1511に戻ります。エンジンはZ751ディーゼル743cc2気筒です。16.7馬力/3000rpm・・・エンジン型式にZ751-HYとあるのはもしかしたらオートマチック用のハイドロ(hydraulic)のHYかもしれませんね!
で、L1511に戻ります。エンジンはZ751ディーゼル743cc2気筒です。16.7馬力/3000rpm・・・エンジン型式にZ751-HYとあるのはもしかしたらオートマチック用のハイドロ(hydraulic)のHYかもしれませんね!

運輸省型式認定番号は手持ちの資料によると

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1084号
クボタ L1511型

でした。

シートに記入します。納期が立て続けに出た1977年、かなり数字が繋がってきました。ざっと見渡しても抜けているものの方が少ないです。活気のある時代だったのでしょうね。
シートに記入します。納期が立て続けに出た1977年、かなり数字が繋がってきました。ざっと見渡しても抜けているものの方が少ないです。活気のある時代だったのでしょうね!

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

もうこんな時間!今日はこんなところです。それではまた明日!

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