多分これがニューチェリーTC。弘前→東京→松山と移籍した経緯が知りたい。チェリートラクタ「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネット画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料で1960年もしくは1961年農耕作業用軽自動車型式認定だと思われる、ヰセキのTC-10です。これが型式名ニューチェリーTCであれば・・・の話ですけど。型式名がニューチェリーって、かなり特異です。

ヰセキトラクター ニューチェリー TC-10 10馬力小型乗用トラクター
型式名ニューチェリーTC=TC-10とする根拠はただ一つ。このカタログです。イセキ最初のチェリーはTC-10だとほぼわかっていました。そして、このカタログにニューチェリーと書かれているのは、おそらくビクターオートからチェリー事業を引き継いだことを示しているのだと思います。ですから、このTC-10がニューチェリーTCなのではないかと・・・
これがそのイセキのニューチェリーTC-10です。一応特定した農耕作業用軽自動車型式認定番号は農239号でした。
これが以前「土の館」で見たイセキのニューチェリーTC-10です。一応特定した農耕作業用軽自動車型式認定番号は農239号でした。顔つきはホンダの黒船、ワンボディの耕耘機に驚いて開発を前倒しして完成したKF850に似ていますよね!
それをどこか裏付けるような連番となっています。KF850(型式KF85)は一つ前となっています。
それをどこか裏付けるような連番となっています。KF850(型式KF85)は一つ前となっています。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

数奇な運命

チェリートラクタの生みの親は弘前の神農工社でした。
それが東京のビクターオートに移籍して・・・
松山の井関農機にさらに移籍・・・弘前→東京→松山と、東から西に大移動したわけなんですが、その経緯、物語が読みたいです。きっととても興味深いものであるはずです。実際にはほとんど情報はないのですけど。

今日は寝坊して書き始めた時から時間がありませんでした。急いで終わります。それではまた明日!

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