今日もネット画像で『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズです。先日、「1976年最初の運輸省型式認定番号登録は三菱のAT41Aで、東興産業株式会社という会社のコートローラーをベースにしたものではないか?」と想像しましたが、いつもお世話になっているShioikaさんが関連資料を送ってくださいました。(ありがとうございます!)それによれば、少なくとも形は同じようなもので、商品名は三菱不整地走行車AT41・AT41Aというものでした。
カタログ集にはこうあります。
MITSUBISHI ALL TERRAIN VEHICLE
農業機械カタログ集75
三菱不整地走行車 AT41・AT41A スピードスプレーヤーなどのけん引車として新登場した。動力部と荷台とがセパレート式になっているため狭地作業で軽快な機動力をみせる。4サイクルガソリンエンジン6.5馬力、7.5馬力(AT41A)を搭載、前進6段後進2段で最高速度14.8km/h、20度の登坂力と350kgの最大積載をもつ。最小回転半径は2.1m、前輪と後輪の輪だちが同一のためせまい現場での操作が楽、姉妹機に前輪駆動のAT81、AT81A(8輪)、AT52(6輪)がある。
とあります。AT81、AT81A、AT52と実はかなりのモデルを展開していたのですね。しかし、ネットでは実機を全く見つけられませんでした。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今日はここまでです。それではまた明日!