’72年認定、クボタ耕運機T70はT7より年上「朝3分の農機考古学」

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毎日サクッと3分で『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はなんとか見つかった、1972年運輸省型式認定のクボタ 耕うん機T70です。T70は数字が大きいのに、以前紹介したT7よりお兄さん、つまり古いものでした。

1972クボタ耕うん機T70

毎度毎度お世話になっている、情報源のネットオークションで見つけました。クボタ耕うん機T70です。ディーゼルエンジンの耕うん機にはでっかいフライホイールが付いていますが、ガソリンエンジンの耕うん機にはそれがないのでスッキリして見えますね。「耕うん機といったらこの形」と、すでに完成された感があります。色を青く塗ったら三菱の耕うん機ですよね?
毎度毎度お世話になっている、情報源のネットオークションで見つけました。クボタ耕うん機T70です。ディーゼルエンジンの耕うん機にはでっかいフライホイールが付いていますが、ガソリンエンジンの耕うん機にはそれがないのでスッキリして見えますね。「耕うん機といったらこの形」と、すでに完成された感があります。色を青く塗ったら三菱の耕うん機ですよね?
運輸省型式認定番号の銘板も撮ってくれています。小型特殊自動車運輸省型式認定番号 農759号クボタ T70型とあります。
運輸省型式認定番号の銘板も撮ってくれています。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農759号
クボタ T70型

とあります。
こちらは別の機体のオークションですが、こちらの方がわかりやすいでしょうか?
こちらは別の機体のオークションですが、こちらの方がわかりやすいでしょうか?
シートに記入します。72年周辺はまだ耕うん機が多いです。クボタはTがティラーでKが耕うん機というわけ方だったのでしょうか? ガソリンの耕うん機の方が自由度が大きかったのか新しく見えます。ディーゼルの機体はエンジンが大きいせいもあって、古く見えますね。
シートに記入します。72年周辺はまだ耕うん機が多いです。クボタはTがティラーでKが耕うん機というわけ方だったのでしょうか? ガソリンの耕うん機の方が自由度が大きかったのか新しく見えます。ディーゼルの機体はエンジンが大きいせいもあって、古く見えますね。

1975クボタ耕うん機T7

こちらは以前紹介したT7です。普通T7→T70と進化しそうなものですが、T7の方がロゴが垢抜けているなぁ・・・と見直してみると、T70が1972年認定なのに対し、こちらのT7は1975年型式認定・・・ということで、T7はT70の後継機だと思います。後継機の方が型番の桁が減るという珍しいパターン。
こちらもオークションに出ていたクボタ耕うん機T7です。T7の文字か効いていますよね!薄いフェンダーもかっこいい!
クボタ耕うん機T7です。T7の文字か効いていますよね!T70に比べて若干曲線が増えているように感じられます。丸いメッキのヒートガードは逆に今となっては古く感じてしまいますけど。
1975年認定T7周辺の表です。こんなに耕うん機が並んでいるのはこの後見られす、乗用トラクターがずっと並びます。耕うん機最後の時代と言ってもいいかもしれません。
1975年認定T7周辺の表です。こんなに耕うん機が並んでいるのはこの後見られす、乗用トラクターがずっと並びます。耕うん機最後の時代と言ってもいいかもしれません。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

と、こんな感じで新型機の方が型番の桁が減る・・・という珍しいパターンのクボタ耕うん機T70とT7でした。今日はここまでです。また明日!

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