ここのところ毎晩台所の窓に出勤しているヤモリ、なんか微妙に大きさが違うような気がする・・・と思っていたのですが、写真を見比べてみると大きなメス、小さなメス、大きめのオス、かなり小さな子供(性別不明)の家族でした。どういうわけか、食事は必ず単独。大きな窓に一匹しか来ないので今まで気がつかなかったのです。
こういうのが苦手な人がいるかもしれません。ごめんなさいね。
なんとなく、語感が似ているので「ヤモメ」などと書いたのですが、せっかくなので調べてみると・・・
「やもめ」事情「やもめ」の語源は諸説ありますが、もっとも納得できる語源を紹介します。 夫婦のうちどちらかが残った人が、一人で家を守らなくてはなりません。 それで「家を守る人」という意味で「屋守(やもり)」と言いました。 男性は「屋守男、寡男(やもお)」、女性が「屋守女、寡婦(やもめ)」でした。
ちから教授のコトバ生態学 第86回 – 中日新聞Web
なんと、全く語源が一緒です。ヤモメと一緒に並べたければ爬虫類の方は「ヤモ」と呼ばなければなりませんね。もしくはヤモリと並べるためには(寡・寡婦・孀)夫のいない女性は「ヤモリメ」と呼ばなくてはなりません。なるほどー
もう一匹確認しているのは家の中でバタバタしているのを見た、ごくごく小さな子供です。(捕まえようとしたら、あっという間に逃げられてしまいました)
ガラス2枚に必ず一人。食事が終わると次の人に交代・・・この厳密なルールが、ヤモリが家族だったということになかなか気がつかない理由でした。
食事の様子を見ていると、射程距離まで息を殺してゆっくりゆっくり近づき、レンジに入った途端「パクッ」と素早く食べる。こんな様子ですから、近接して複数で食事をすればだれかの動きで別のだれかが影響を受けてしまいそうです。
きっとそんな理由で「食事は一人」と決めているのでしょう。
今日はこんなところです。それではまた明日!