毎日何か自分がちょっとでも心惹かれる話題を取りあげています。今日はDさんからのタレコミ情報で・・・以前から気になっていた、1970年の万博で展示されたクボタ館のトラクター。ほとんど情報がなく、写真も白黒1枚しか見たことがなかったのですが、Dさんがカラーを2枚掘り起こしてくれました。さらにその名前も『クボタ ユメトラ タレント25』とわかり、今日のトップ関心事に決まりです。
屋根もエアコンもステレオもテレビもついていません。唯一ついているとすれば(それもあったりなかったりですが)シガーライターくらいです。
ただ、1970年の車は屋根があり、形も似ている
先進的、未来のトラクターと言っても、当時の車は形だけとると既にその域に到達しています。「車のほうが未来に近く、トラクターは遅れていた」ということだったのかもしれません。考えてみればその頃の農家は、ステータスとしての車に十分過ぎるくらいのお金をかけた上でのトラクターですから、トラクターの外側デザインのコストを負担するまでの余裕はなかったかもしれません。
そういう意味でトラクターは大きな制約があって作られていて、その制約から解き放たれた「クボタ ユメトラ タレント25」を作るのは楽しい作業だったに違いありません。
クボタ ユメトラ タレント25
Dさんは「黄金色の稲穂をイメージした金色なのでは?」と、想像しています。白黒でしか知らなかったこの機体、まさかの金色なのでした。金色はちょっとなぁ・・・
この姿からすると、舵角をとるのは難しそうです。ステアリングはコンバインのように片輪止めながら行なったのではないでしょうか?
「このトラクターは後ろから乗り込むしかなさそうですね」と、Dさんに伝えたら・・・
今日はこんなところです。また明日!
>>仕事ちゃんとやってるのかな?
ちゃんと(トラクター調査の)仕事をしたと褒めて欲しいです。