ヰセキとカワサキ。なんだか韻を踏んでいるようだけど広範囲に仲が良かったみたい。@「北海道開拓の村」

ネタ探しで重箱の隅をつつくように昔の写真を整理しています。今日は北海道開拓の村で見たヰセキの田植機でちょっとした発見(当社比)のお話です。

北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら、英称:Historical village of Hokkaido)は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)にある野外博物館で、明治の頃の建物がたくさん移設されている魅力的な施設です。
北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら、英称:Historical village of Hokkaido)は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)にある野外博物館で、明治の頃の建物がたくさん移設されている魅力的な施設です。
ヰセキの2条植え田植機です。正面にPFというエンブレム。トラクターのグリル様の顔を持った田植機は珍しいです。さなえPFの中で唯一写真を発見できないPF200じゃないかと思うんです。
ヰセキの2条植え田植機です。正面にPFというエンブレム。トラクターのグリル様の顔を持った田植機は珍しいです。色々探したのですが、見つからず。結論としてはさなえPFの中で唯一写真を発見できない初代さなえ直下の後継機PF200じゃないかと思うのです。
今日気が付いたのはそのことではなく、写真を拡大して気が付いたこの部分。KF347行程容積132ccとエンジン型式が見えるぞ!と喜んだら井関農機株式会社の下に川崎重工株式会社の文字が・・・今日のちょっとした発見はこのことです。
今日気が付いたのはそのことではなく、写真を拡大して気が付いたこの部分。KF347行程容積132ccとエンジン型式が見えるぞ!と喜んだら井関農機株式会社の下に川崎重工株式会社の文字が・・・今日のちょっとした発見はこのことです。
エンジン型式を元に、もっとはっきりした写真をネットで探してきました。この写真なら文字もよく読めます。
エンジン型式を元に、もっとはっきりした写真をネットで探してきました。この写真なら文字もよく読めます。

ヰセキ製品のエンジンによく川崎の文字を見る

一番最初に川崎の文字を見つけたのはヰセキのトラクターTB-23でした。

エンジンは川崎航空機製とあります。1055ccの空冷ディーゼル。
こちら、前に近所で見つけたイセキTB-23。川崎航空機の作ったエンジンの載った日本製です。
こちらが以前に近所で見つけたイセキTB-23。

この時はそういうこともあるのだろうな・・・と思うだけでしたが、田植機にも川崎製のエンジンが載っていたとなると車体はヰセキエンジンは川崎という関係だったのかな?などと考えが巡ります。調べてたらさらに関係が見つかりました。

バイクも!

ヰセキで売っていたオートバイ、ペット50、タフ50のWikipediaでの注釈にこんな記述がありました。

ペット50はホンダ・スーパーカブに類似した形態のビジネスバイクで、シリンダーヘッドのみ自然循環型水冷とした独自の空水冷2ストロークエンジンを採用。農協や農機販売店を中心に販促が行われ、OEM製造は川崎航空機工業(現・川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー)明石工場が担当した。また、その販売ルートの関係もあり、ペットやタフはヤマハのメイトやスズキのバーディーのような他社のスーパーカブ類似車種と異なり、郵便事業向けの納入実績がない。

井関農機
ネットでカタログの写真を見つけてきました。ペット50です。空水冷といっても2ストロークだったのですね!
ネットでカタログの写真を見つけてきました。ペット50です。空水冷といっても2ストロークだったのですね!
こちらは同じく探してきたタフ50。
こちらは同じく探してきたタフ50。

トラクター、田植機、オートバイと車体はヰセキ、エンジンは川崎(オートバイは丸ごと川崎だったかも知れません)の関係があったのですね。

イセキ・ポルシェトラクターTB17
TB-15はわかりませんが、空冷2気筒ディーゼルエンジン,822ccのTB-17の1966年あたりから川崎とのエンジン関係は始まっていたのでしょう。(Wikipediaによれば1979年にいすゞ自動車の技術援助を受けてディーゼルエンジンの開発を始めるとありますので、ディーゼルに関しては1979年あたりまでかもしれません)

井関農機が昔、広範囲に川崎製のエンジンを使っていたからといって「だから何?」ということなんですが、こういうちょっとしたことを見つけるとなんだか嬉しい・・・そんな感じです。

今でも関係はあるようで、イセキグループにこんな会社も見つけました。株式会社アグリップという会社です。その会社案内には・・・

当社は昭和44年4月、井関農機株式会社と川崎重工業株式会社との共同出資により設立されたヰセキカワサキサービス販売株式会社(IKS)が前身です。

 平成9年4月、カワサキ汎用エンジンの総発売元を株式会社ケイジェス、農業機械関連商品の営業部門を株式会社アグリップとしてスタートし、平成19年4月より井関農機株式会社100%出資の会社となりました。

株式会社アグリップ沿革

今も関係はあるんですねぇ・・・

今日はこんなところです。また明日!

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