ネタ探しで重箱の隅をつつくように昔の写真を整理しています。今日は北海道開拓の村で見たヰセキの田植機でちょっとした発見(当社比)のお話です。
ヰセキ製品のエンジンによく川崎の文字を見る
一番最初に川崎の文字を見つけたのはヰセキのトラクターTB-23でした。
この時はそういうこともあるのだろうな・・・と思うだけでしたが、田植機にも川崎製のエンジンが載っていたとなると車体はヰセキエンジンは川崎という関係だったのかな?などと考えが巡ります。調べてたらさらに関係が見つかりました。
バイクも!
ヰセキで売っていたオートバイ、ペット50、タフ50のWikipediaでの注釈にこんな記述がありました。
ペット50はホンダ・スーパーカブに類似した形態のビジネスバイクで、シリンダーヘッドのみ自然循環型水冷とした独自の空水冷2ストロークエンジンを採用。農協や農機販売店を中心に販促が行われ、OEM製造は川崎航空機工業(現・川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー)明石工場が担当した。また、その販売ルートの関係もあり、ペットやタフはヤマハのメイトやスズキのバーディーのような他社のスーパーカブ類似車種と異なり、郵便事業向けの納入実績がない。
井関農機
トラクター、田植機、オートバイと車体はヰセキ、エンジンは川崎(オートバイは丸ごと川崎だったかも知れません)の関係があったのですね。
井関農機が昔、広範囲に川崎製のエンジンを使っていたからといって「だから何?」ということなんですが、こういうちょっとしたことを見つけるとなんだか嬉しい・・・そんな感じです。
今でも関係はあるようで、イセキグループにこんな会社も見つけました。株式会社アグリップという会社です。その会社案内には・・・
当社は昭和44年4月、井関農機株式会社と川崎重工業株式会社との共同出資により設立されたヰセキカワサキサービス販売株式会社(IKS)が前身です。
平成9年4月、カワサキ汎用エンジンの総発売元を株式会社ケイジェス、農業機械関連商品の営業部門を株式会社アグリップとしてスタートし、平成19年4月より井関農機株式会社100%出資の会社となりました。
株式会社アグリップ沿革
今も関係はあるんですねぇ・・・
今日はこんなところです。また明日!