昔の写真を整理しています。今日は北海道開拓の村で見た、ドイツのHOLDER EDIIハンドトラクター「撮りトラ」です。エンジンフードにでっかく文字か書いてあって、それがとっても気になるのでした。

ホルダーEDIIハンドトラクター

キャプションには
ハンドトラクター
ドイツ ホルダーEDⅡ型 9.5馬力
昭和20年代 札幌
とあります。
書いてある文字が気になる
HOLDER Drehgrifflenkung- .Differential mit Sperre.IV.gang 13.5km/h
HOLDER EDⅡのエンジンフードにかかれていた文字
グーグル先生に尋ねてみると・・・
ホルダー
グーグル翻訳
ロータリーハンドルステアリング-ロック付きディファレンシャル。
4速、13.5km / h
とあります。なんじゃこれ?
これは広告の文句のようです

新しいギアボックス、取り外し可能なPTO、デフロックと組み合わせたロータリーハンドルステアリング付き。最高速度13.5km / h
と、同じようなことが書いてあります。
なぜ広告がここに?
エンジンフードにステンシルされていた文字。HOLDERのロゴはオリジナルの正規のもののようですし、大きく斜めに書かれた文字は店頭に置かれ売出し中の商品のようです。
もしかしたら展示品が日本に入ってきて、文字の意味はわからなくても「カッコいい」からずっと残されていたのかも・・・
漢字がカッコいいから日本人から見るとヘンテコな入れ墨を入れちゃうような感じで・・・ドイツの人からしたら「大売り出しじゃん!」と思われるかもしれませんね!

ロータリーハンドルステアリングって?
上の広告、さらに詳しく見てみると
運転中にハンドルを回すだけで簡単に操舵できるようになりました(シングルホイールステアリング)。デフロックとの組み合わせ。
グーグル先生
どうも右のハンドルグリップアクセルのように回すことと、デフの入り切りでハンドル操作が楽になるようなのです。

ハンドルグリップを回している映像を見つけました
YOUTUBEでターンするときハンドルグリップをグルグル回しているのが写っている映像を見つけました。そうすると片側しか回らないのかな・・・よくわからないですけど。
それにしてもこの機械を使うには相当力が要りそうです。
今日はこんなところです。また明日!