今日はShioikaさんに送ってもらった、ヤンマーYM1600/YM1900昔のトラクターカタログシリーズです。4ケタシリーズはYM1300/1500/1700/2000と、この4台ばかりと思っていたら、こんなに細かく刻んでいて驚きました。
Shioikaさん、いつもありがとうございます!
![1973年6月のものと思われるYM1600/YM1900カタログ表紙です。 この年代のヤンマーカタログはこのパターンで統一されていたのですね。花や虫、自然な子供の写真、畑・・・このようなごく普通の写真がカタログの顔である表紙の写真に「選ばれた」ということに興味があります。すごく良いのだけど、なかなかこのように使われることはないと思うのです。「有名な人が撮った写真だから使われた」とか「偉いヒトが撮ったから力関係もあって選ばれた」わかるのですけど・・・](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/12/YM1600-YM1900_catalog-3-504x714.jpg)
この年代のヤンマーカタログはこのパターンで統一されていたのですね。花や虫、自然な子供の写真、畑・・・このようなごく普通の写真がカタログの顔である表紙の写真に「選ばれた」ということに興味があります。すごく良いのだけど、なかなかこのように使われることはないと思うのです。「有名な人が撮った写真だから使われた」とか「偉いヒトが撮ったから力関係もあって選ばれた」ならわかるのですけど・・・
![農業近代化の歩みを世界へ 「農機事業」というヤンマーのpdfでは、1967 年 5 月にいち早くひも苗式の田植機(動力苗まき機)TP21 を発売したにもかかわらず、市場をマット苗式に席巻された苦い記憶として記されている田植機部門。同PDFには『1972(昭和 47)年 2 月にヤンマー農機、ダイキン工業、神崎高級工機の3社技術陣で新たなプロジェクトチームを結成して散播・マット式田植機の開発に取り組み、同年末には AP2 を、翌 1973 年8月には YP2 を発表した。』と書かれています。また、ヤンマー100年史にも同じく『田植機「伊吹」YP2、YP4を発表』とありますので、誕生日は間違いなさそうです。そして1974年。他社に出遅れた分、感性に訴えることにしたのでしょうか。カタログはおねえさん少なめ、風景が多めになっています。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/yanmar_ibuki_catalog-1-504x719.jpg)
エンジンが「ネバリ」強かったり、「一発」で始動したり、エアクリーナーの保守が乾式のため「楽」など、具体的ではない「個人の感想です」な感じの文句が並んでいます。
●1日分の燃料がはいる大型タンク
作業中燃料補給のわずらわしさがありません。また、タンクはポリエチレン製で、一目で残量とタンク内の汚れ具合がわかります。
とありました。ブルトラなどと同じポリだったんですね!
また、トラクターのエンブレムですがYM1600/YM1900は眉間の間にはありません。何といったらよいのか、ウエイトのハンガーのちょっと上、赤い箱(なんでしょう?おもり?カバー?)に斜めに「YANMAR」のエンブレムが付いています。
![ポジションコントロールの説明があります。下降速度の調節はコントロールレバーを上げ下げする速度と書かれています。僕、このあたりよくわからないのですが、これが一般的だったのでしょうか?なんだかものすごく感覚的でわかりやすいような気もしますし、でも、毎回ムラが出てしまいそうで別のレバーとかつまみで調整できたほうがいいような気もするし・・・](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/12/YM1600-YM1900_catalog-1-504x714.jpg)
ものすごく感覚的かつシンプルででわかりやすいような気もしますし、でも、毎回ムラが出てしまいそうで別のレバーとかつまみで調整できたほうがいいような気もするし・・・
何かが違う!!
20馬力クラスの性能と風格
ここでもかなり感覚的。「風格」という、トラクターのカタログでは見かけないオリジナリティ溢れる表現もポエムとはまた違った味わいです。
カタログページ、年表にも絡んでくるしまだ続きがあります。続きはボチボチやるとして今日はこれでおしまいです。また明日!