これまでずっとYM2000など、YM4ケタのトラクターを見てきました。見るものが増えるとあるときはナゾが消え、あるときは増えました。それに合わせて僕の「こうだったんじゃないか?」妄想年表も改訂してきました。
YM2000(先祖はYM270)妄想年表のおさらい
そのなかで、YM4ケタのメインストリームとして、典型的な進化を遂げたYM2000の年表をもう一度おさらいです。
ここではYM2000はYM2010、YM2001、YM2002、YM2020と型番が散らばっています。下一ケタの変化、下二ケタの変化、それからそれぞれの数字の前後関係がどうもヘン。
2010のあとに2001や2002が来るとはどういうことなのでしょう? 4ケタでの数字の大きさというよりは、下二ケタ、下一ケタだけに意味がある感じです。
その意味を自分なりに解明してみます。まずはそれぞれのトラクターを見ていきましょう。型番の数字に沿ってではなく、生まれた誕生年で追っていきます。
YM2000
1979年YM2010
ということで、YM2010はハイパワーシフトつき、主変速3速×副変速クリープ付5速=15速ということになります。
1980年YM2001
ということでYM2001は主変速3速×副変速クリープ付5速=15速ということになります。
同じく1980年YMG2000
ということでYMG2000/YMG1800は主変速3速×副変速クリープ付4速=12速ということになります。これはカタログにも書いてありました。
あ!妄想年表も改訂しなくちゃ
1982年YM2002
ということでYM2002は主変速3速×副変速クリープ付5速=15速(想像)ということにしておきます。
じゃあ、エンブレムが変わっただけでYM2001と変わりないじゃん・・・という話になってしまいますが、話は続きがあります。YM2020でそれがわかりました。
1982年YM2020
ということでYM2020は主変速3速×副変速クリープ付5速=15速ということになります。
下一ケタ1・2ハイパワーシフトなし下二ケタ10・20ハイパワーシフトつき
以上のことから、下一ケタが1と2機種はハイパワーシフトなしの廉価版。下二ケタ10・20の機種はハイパワーシフト付ということが想像できます。
しかし、これではYM2010とYM2020、YM2001とYM2002の関係が説明できません。これにはもう一つハイパワーシフト以外の機能が関係していると考えました。
それはUFOじゃないでしょうか?
つまり、どちらもハイパワーシフト付15速のYM2010とYM2020の違いは、UFOナシとUFOアリの違いということで説明がつきます。
時間がなくなってきました。今日は自分なりにかなりスッキリとした感じです。(年表は描けませんでしたが)
今日はここまで。それではまた明日!