今日は久々の「撮りトラ」。北海道の中古車屋さんで見た、三菱R4ケタタイプ、でも、見慣れた赤ではなく青いR3500G「撮りトラ」です。
三菱R3500Gです。見慣れた赤と違い、これは青。「おおっ!」と思いました。
こちらはR2000。やっぱりこの顔は「赤」のイメージですもん・・・
三菱農用トラクタ
R3500G形
35PS/2200rpm
三菱重工株式会社
マスキングの後も見えないし、全体的な艶消し具合もオリジナルの青なのではないかと思います。
手持ちの資料で調べてみると、R3500Gの製造は1974年〜1976年となっていて、製造開始があの「青いトラクター」D1500の1年後なんです。想像するに、その青のムーブメントに合わせ、R3500も青を身に纏って売られたのではないでしょうか?
こちらはそのD1500(1973年発売)とD1800のカタログ。新15馬力、新18馬力と書いてあるのは、R1500G、R1800Gという赤いトラクターも売っていたからなのでしょう。R1500Gは1972年後半まで、R1800GはD1800の発売された1973年後半まで売られていたようです。と、いうことは1973年は赤青入り交じっていたことになります。
R3500G、オリジナルで青かったのではないか?と、想像しましたが、若干それがぐらつくR3500Gのバックショット。よく見ると青が剥げて下地の赤が見えています。「フェンダーだけは他のR4ケタ部品の流用であったため、工場で青に塗って取付けられた」と、こじつければ何とか説明がつきます・・・か?
ささっと終らせて今日もカートを作ります。それではまた明日!
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