今日は北海道の中古車屋さんで見た、イセキトラクターのジアスNTA55「撮りトラ」です。昨日のクボタ・パワクロ・スラッガーSL60の時間あたり費用を計算で、色々比較してみたくなりました。

比較的新しく、見た目は販売当時からほとんど変わりません。したがって「見る」という点からいくと面白みはないので、価格という点で攻めたいと思います。

主な仕様
4輪駆動 機関40.5kW{55PS}/2600rpm 2.955L
希望小売価格:4083-5465 (千円)
鑑定の対象に含めたアタッチメント等
装着キャブ・フレーム (合格番号) ヰセキ SC163(213017) ヰセキ SF422(213021)
とあります。



中古販売価格は税込で¥3,996,000
使用時間931時間
備考 GPS付 水田補助車輪付 LED補助灯 ウエイト4枚 25kg×4
新品が¥5,902,200で、多分5年くらいの931時間使った中古品が¥3,996,000・・・その差額は¥1,906,200
使ったのは931時間ですから、割ってみると1時間あたりの使用料は¥2,047ということになります。

1時間あたりの使用料は¥2,964

イセキトラクター NTA35SGQCY 中古税込価格 ¥3,120,000
1時間あたりの使用料は¥4,000弱

Hemisphereと書いてあります。

中古のトラクターといえばとても古いもの・・・という印象でしたが、最近新しめのトラクターを見かけることが多くなり、「損していないのかなあ」と、計算してみたのが結構おもしろく、新車価格と中古販売価格の差額を使用時間で割った、時間あたりの価格はわりと納得できるもので、大きく損をしているというわけではありませんでした。
何となく新しいものが欲しくなって買う・・・というよりは、そのような気持がありつつも新しい機械導入のメリットや、使ってきた機械のリセールバリュー、多少の元を取った感などが絡み合って「買替え」というものが起きると考えられます。
この機械を買った人は、さらに中古で売る時に時間あたり¥2,000〜¥3,000を目指して使うことになります。
その目安は、使い潰すのであれば約2000時間。途中で200万円で売るとすれば約1000時間使うということになります。
リセールバリューを考えると、新車を買うというのはそれなりに納得できる選択ですねぇ・・・
今日はこんなところです。また明日!