精査の結果ヰセキTS1910発見!8人兄弟の青いTS、あとはTS1610とTS2205!「撮りトラ」

今日は休日でもありますしどうでもいい話題。先日『8人兄弟の末っ子・・・写真1枚だけですけど・・・ヰセキTS3110「撮りトラ」』で調べたように、ヰセキの青いTSは8人兄弟。(TS1610/TS1910/TS2210/TS2510/TS2810/TS3510/TS2205/TS3110)

 

これまで5種類発見していましたが、写真をひっくり返した結果、TS1910が写り込んでいた(撮りトラ)・・・というお話。

 

L4ケタ末尾00シリーズは、まずL1500が端緒を開いたのですよね。 「久保田鉄工最近10年の歩み(創業90周年)」によれば、 46年(1971年)には、耕うん機技術部で乗用耕うん機の発送を生かした超小型四輪駆動トラクタ・ブルトラB6000(11馬力)を開発した。また、小型本格トラクターとしてはL1500(15馬力)を開発したが、これが爆発的な人気を呼び、日本農業のトラクタ時代への本格的幕開けへとつながった。ちなみに、農用トラクタの全国出荷台数を比較してみると、35年(1960年)当時はわずか3300台強に過ぎなかったものが、47年度(1972年度)には累計30万6500台へと激増し、このうち、当社(久保田鉄工株式会社)が10万台強、32.7%のシェアを占めるまでに成長したのであった。 とあります。
以前紹介したクボタL2000の後ろにヰセキTS1910がこっそり写り込んでいました。L2000はL1500から始まった最初のL4ケタ下二ケタ00シリーズの(1971年〜1973年)内の一台でしたね。

 

写真もこれだけは押えていました。ヰセキTS1910の銘板です。
写真もこれだけは押えていました。ヰセキTS1910の銘板です。

 

拡大してみるとこう。 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農 900号 ヰセキ TS1910型 ヰセキ TS1910.- 0.975ℓ 18.2ps/2600r.p.m
拡大してみると・・・

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農 900号

ヰセキ TS1910型
ヰセキ TS1910.-
0.975ℓ 18.2ps/2600r.p.m

 

自家製データシートに入力してみると、三菱M64(D3000?)と三菱D1300の間に入ります。多分ここらは1975年か1976年の同級生なのでしょう。
自家製データシートに入力してみると、三菱M64(D3000?)と三菱D1300の間に入ります。多分ここらは1975年か1976年の同級生なのでしょう。

 

また、農研機構のサイトで調べてみると登録は1976年となっていました。
また、農研機構のサイトで調べてみると登録は1976年となっていました。

 

僕の写真は銘板と後ろに写り込んだものだけだったので、ネットで写真を探してきました。ヰセキの取説サイトで調べてみると、2AA1型エンジン水冷4サイクル2気筒975cc、18.2馬力/2600rpmとなっていました。このエンジンはきっといすゞなんでしょうね。だとすればTS1700と同じエンジンのはずです。
僕の写真は銘板と後ろに写り込んだものだけだったので、ネットで写真を探してきました。ヰセキの取説サイトで調べてみると、2AA1型エンジン水冷4サイクル2気筒975cc、18.2馬力/2600rpmとなっていました。このエンジンはきっといすゞなんでしょうね。だとすればTS1700と同じエンジンのはずです。

 

昔のトラクターとしてはいかにもありそうな顔(でもなかなかない)の赤いイセキ。過去にTS2400とTS2800を紹介しましたけど、今日はもっと小さなTS1700です。
昔のトラクターとしてはいかにもありそうな顔(でもなかなかない)の赤いイセキ。過去にTS2400TS2800を紹介しましたけど、青いTSの先輩、TS1700です。

 

名称 ヰセキトラクター 型式 TS 1700 0.976ℓ 17ps/2600rpm
名称 ヰセキトラクター
型式 TS 1700
0.976ℓ 17ps/2600rpm

あれ???青いTSより馬力は小さいくせに、排気量が1ccだけ大きい・・・同じエンジンじゃないのかな???

 

いつものように疑問で終ってしまいました。青いTS8兄弟、残るはTS1610とTS2205・・・何とか制覇したいものです。

 

今日はここまでです。また明日!

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