今日は機能からの続きでRさんに送ってもらったDEUTZ D40Lの写真と、hokkaidoujinさんのところで見たD40L、そしてスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』に展示してあるD40Lの3台をを見比べる「撮りトラ」です。
このRさんのD40Lと・・・
↑そのエンジン音
hokkaidoujinさんのところで見たD40L
スガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』に展示してあるD40L
RさんのD40Lの塗装はオリジナルなのでしょうね・・・粉を吹いてしまっているので元々どういう色だったかを想像するのは難しいですけど。他の二台はあとから塗装されているようです。
hokkaidoujinさんのD40Lはair cooledの文字がボディと共色ですがきっとメッキの上から塗ってしまったのでしょう。
修理途上のRさんのD40Lの写真・・・強制空冷用のファンが見えています。少し左に寄っているからボディの向かって左サイドが膨らんでいるのですね。
こんな風にかわいく膨らんでいます。下に落ちる水滴型の膨らみも気になります。
同じくRさんの40Lもふくらみがあります。笑った口の下のスペースが空いていたのは、ナンバーを付けるからだったのですね!
確かに一つ上の写真でも、このナンバー台を取付けたボルトが残っています。
一方hokkaidoujinさんのD40Lは・・・
このように後ろナンバー方式。
こんな感じです。テールランプにウインカー/ストップランプが流用されていますね。
スガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』のD40Lも後ろナンバー方式です。
RさんのD40Lは後ろにナンバー台はありません。
hokkaidoujinさんのウインカーはちょっと新しめですがHELLA製。
土の館のウインカーは前後から視認でき両面タイプ。
メーカーはわかりませんが、60年代の輸入トラクターに多く見られるタイプ。日本に入ってきてから取付けられた国産品かもしれません。
シートは支点がかなり前方にあり、根本にゴムのボールをはさんで後方に長く伸びるタイプ。これはhokkaidoujinさんのもの。
Rさんのものも同じタイプに見えます。
土の館のD40Lは乗り心地が悪いと感じたのか、改造タイプ。
2つの支柱の間をシートが上下するしくみです。スプリング+ダンパー、もしくはダンパーのみか、ショックアブソーバーつきです。座面がストロークした時に角度の変わらないリンク式は多いですが、同じ座面の角度が変わらないタイプでも、この垂直式は珍しい!ただし、ストローク量は大したことはなさそうです。
ヘッドランプ。hokkaidoujinさんのヘッドランプはMADE IN GERMANY HELLA です。
土の館のD40Lは・・・笑った口のグリル部分にランプをはめ込んじゃってます。スクリーンはオリジナルじゃないみたいですね。もしかしたらドイツのマークも手作りかも・・・
ランプは小糸製作所・・・これを作った人はなかなか器用です。
hokkaidoujinさんの燃料ポンプ
土の館の燃料ポンプ。中央右のキャップの形状が違います。
兄弟離ればなれになって、何十年も違う親に育てられると全く違う色、形になるのですね。すごく興味深いです。写真、hokkaidoujinさんのだけですが、少し残っているので一気に行っちゃいます。
お腹の下には動力取り出し用のプーリが付いていました。
タンクキャップは錆が出てきてしまっています。元々はクロームメッキだったようです。
土の館のほうは黒く塗ってしまっているようですね。となると、hokkaidoujinさんのものはオリジナルなのでしょう。
メーターまわりです。
土の館ではこうでした。
左上、右下にゴムのフタが付いているんですね。土の館のインパネはそれが取れてしまったようです。
何の結論もオチもなしにダタダラと書いてきて、何となく終わりです。いつもと同じですね・・・
それではまた明日!
今までは「水戸市大場町」で検索するようお願いしていましたが、「大場島」で検索したほうが一番上に出てくるのでこっちにして貰おうと思います。おヒマな方は試してみてくださいね。
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