投稿日: 2019年1月18日2019年1月20日 投稿者: nora三菱パルシード4201D「撮りトラ」今日は中古車屋さんで見た、三菱パルシード4201D「撮りトラ」です。「撮りトラ」に出てくるトラクターは、三菱が多いような気がしていましたが、ちょっと調べてみると、クボタが350ほど、イセキ、ヤンマー、三菱がほぼ同数でそれぞれ100くらいでした。 三菱MT4201Dです。ただ、三菱の青いトラクターはこういう状態ばかり見ているような気がします。分解されてコンテナに積み込まれる途中のものでしょうか? こんなになっても優美なパルシードの雰囲気は残っていますね! MT4201D 残念ながら農研機構の安全鑑定の登録はみつかりませんでした。伊藤産機さんにご提供いただいた、「三菱製品機種別生産年度一覧表」によると、1982年から1988年にかけて生産されたようです。 MT4201D 生まれたときはピカピカしていたでしょうに、こうなってしまうと悲しいです。なぜこのころの三菱のトラクターは、皆白いお面をかぶっているのかが謎ですが、一目で三菱とわかる、今でも通用しそうな個性際立つデザインです。ヘッドライトはスタンレーでした。 MT2201D このパルシードシリーズは、以前MT2201Dを紹介しましたね! なんだか各種トラクターを引き連れて、CMで先頭を走っているような絵です。 MT2201D 1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpmということでした。 昭和58年(1983年)2月発行、22馬力の2201/2201D、25馬力の2501/2501Dのカタログです。末尾にDの付かないものが2駆、末尾にDの付いたものが四駆です。ホント、いい形しています。 以前紹介した三菱トラクター、MT48です。パルシードの名はその後赤くなっても残っていました。伊藤産機さんにご提供いただいた、「三菱製品機種別生産年度一覧表」にはMT48DXというものが1986年〜1991年まで生産されたことになっています。 MT48 目の縁が黒く、グリルも黒くなって精悍さが増しました。お面も白からシルバーに変わり、ロボットっぽくなってしまいましたが、初代のパルシードの面影は残っています。メカ・パルシードという感じ・・・ MT6501D こちらは以前紹介したKUMIAI MT6501Dです。大きな01Dはパルシードと書いてありません。 MT6501D どちらかといえば巨大な「newマイサン」・・・という感じです。 MT4201D MT4201Dに戻ります。気になるスペックは、農研機構の登録も見つからない上にtractordata.comにも記載がなく、42馬力であろうことくらいしかわかりません。 フレームについている銘板を拡大してみます。農業機械の種類 農用トラクター(乗用型)型式名 三菱 MT4201D製造会社 三菱農機株式会社小型特殊自動車運輸省型式認定番号 農1455 号三菱 MT40D型とあります。これを元に調べてみると、エンジンは1,490ccの三菱4DQ3ということはわかりました。 今日はこんなところです。また明日 今までは「水戸市大場町」で検索するようお願いしていましたが、「大場島」で検索したほうが一番上に出てくるのでこっちにして貰おうと思います。おヒマな方は試してみてくださいね。上の記事とゆるく関連しているほかの記事:これもパルシード。三菱MT368/MT331・・・撮りトラ@ダイナミックフェア2016初登場、マイサン顔の三菱パルシードMT2801「おうちで撮りトラ」パルシード→グランドパルシード→ただのパルシード 多品種の中で行ったり来たり。三菱MT48「おうちで撮りトラ」実物は未来的でカッコいい!三菱パルシードMT2201D「撮りトラ」どういうわけか三菱は「お面ズキ」三菱パルシードMT48・・・「撮りトラ」やはりパルシード顔はこちら。三菱MT2201よお前もか「おうちで撮りトラ」