今日はhokkaidoujinさんの案内の中古車屋さんで見た、ピンクロゴのDavid Brown 885「撮りトラ」です。(写真少なめ)

この885にはピンクのDBロゴバージョンと、CASEロゴの885のバージョンの2種類あるのですが、このピンクのロゴは、「1971年に生まれ、1972年にヴィッド・ブラウンがCASE(当時テネコ)に買収されるまでのわずか1年しか使われていなかった。」と僕は考えています。
正確なピンクのロゴの登場時期はよくわかりませんが、様々な機種の写真と製造年を突き合わせると、1971年〜と考えて良いと思います。
デヴィッド・ブラウンは、世界的な景気後退によるトラクターの売れ行き鈍化に多分苦しんでいて、心機一転と、今までの白地にただの黒文字から、ピンクのロゴマークとピンク文字にしたのではないでしょうか?
しかし、それもわずか1年でかなわず、1972年にCASEに買収されてしまった・・・というストーリー(僕の考える)です。


今日たまたまそのピンクのロゴを見つけた!

ウソかまことか300年にわたって世界をリードする、有数の機械動力伝達ブランドと書いてあるような気がします。そういえばWikipediaには、David Brownは1873年創業で、1800年代後半にギア伝達機構に特化し始めた・・・と書いてありました。



今も息づく当時の気持?
困難に直面し、それを打開しよう、空気を変えよう、と生まれたピンクのDBロゴ。それもかなわずその1年後には会社は切り売りされたのですが、その時の気持が今に残っている感じがしてとても興味深いです。(多分に僕の想像が混入したストーリーですけど)
最後に僕のまとめたDavid Brown写真年表を貼っておきますね。これを見ると1971年に生まれたピンクロゴが1972年に消滅していることがわかると思います。それではまた明日!
デビッド・ブラウン トラクターとバッジの関係の年表(かなりイイカゲンかも)





















































