誕生も隆盛も衰退も消滅も伝統。霜月御神守2018

11/23日、勤労感謝の日は島地区では収穫祭である霜月御神守の祭礼があります。毎年参加人数も減ってきて、キモチ的に盛り下がっていたのか、去年はここに書くこともなかったので、「これはマズい」と再びの登場です。

 

ちょっと遅れて行くと、既にほぼ準備は終っていました。
ちょっと遅れて行くと、既にほぼ準備は終っていました。

 

荒縄、毎年進化しています。
荒縄作り、毎年進化しています。

 

五穀豊穣祈願的大根の作り物を示すKさん。これを見た時、思わず「今年のはずいぶん彫りが浅いんですねえ」などと言ってしまいました。 でも、考えてみたら「僕の見たもの」というわずかな経験で言っているわけで、そもそも正解があるわけではありません。大きなお祭りも、初めから大きかったわけではないだろうし、大きくなる過程で当然変わってきているわけです。「続けよう」とする気持を持って、生まれ、盛んになり、衰退し、終る。結局は変化しつづけているということなのでしょう。 だから、この大根の作り物も変わって当然なんです。きっと。「大根の作り物2018年式」というわけですね!
五穀豊穣祈願的大根の作り物を示すKさん。これを見た時、思わず「今年のはずいぶん彫りが浅いんですねえ」などと言ってしまいました。

でも、考えてみたら「僕の見たもの」というわずかな経験で言っているわけで、そもそも正解があるわけではありません。大きなお祭りも、初めから大きかったわけではないだろうし、大きくなる過程で当然変わってきているわけです。「続けよう」とする気持を持って、生まれ、盛んになり、衰退し、終る。結局は変化しつづけているということなのでしょう。
だから、この大根の作り物も変わって当然なんです。きっと。「大根の作り物2018年式」というわけですよね!将来的にただ大根を並べるだけになったり、包丁で傷を付けるだけになったりと、簡略化されるかもしれませんが、そこは柔軟に受け止めたいと思います。

 

というわけで記録が残っている各年式のお供え物を一気にどうぞ!

 

「大根の作り物2011年式」
「大根の作り物2011年式」

 

大根彫刻
こちらは「大根の作り物2012年式」

 

「大根の作り物2013年式」
「大根の作り物2013年式」

 

2014年は作っているところの写真しかない・・・
2014年は作っているところの写真しかない・・・

 

勤労感謝の日はもともと新嘗祭という収穫祭だったそうですが、大場町島地区でも霜月御神守(しもづきごじんじ)として同じような収穫祭を行います。その時には夏祭りの八坂 神社祭礼のように、しめ縄を作り竹を切って鳥居に縛ります。
お酒とともにこのように供えるんです。こちらは「大根の作り物2015年式」

 

2016年と2017年は写真すらありません・・・まずいなあ・・・惰性になってしまっている・・・

 

来年はしっかりやります。今日はこんなところです。また明日!

 

 

 

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