今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広の三菱農機ブースで見た、フルレストアされた三菱トラクターD1300マイサン「撮りトラ」です。
この類いのトラクターは今まで野外で、しかも何十年も使用された状態の物を見てきました。それが赤い絨毯の上、ピカピカの状態で最新式の商品と並んで置いてあるのを見るのはもちろん初めてです。
喜ぶべき状態なのに、ウキウキしないのはどうしてなのでしょう・・・
通常はこの状態です。
そのコピーには・・・
ブルーが変えた若者のハート。
マイサンは、鮮烈のブルー。この色が今若い農業マンに大きな希望と意欲をかきたてています。女性でもすぐ乗れる、簡単な運転と操作。小回りがきくから山間地の田畑でも、効率よくラクに作業がすすみます。さあ、今すぐ乗ってみよう「ブルーのマイサン」。ヤル気をおこさせるトラクターです。
なんだか熱いです。D1300も先日のD2500と同じく若者向けにコマーシャルを打っていたんですね。「これさえあればもっと稼げる」的な気持を持ちながら当時の若者は展示会でD1300を見ていたのでしょうか・・・
一方、僕も同じように見たわけですけど、長年使われて野外で見たほうがしっくり来て、展示会でピカピカのものを見ても「ピンとこない」と思っている・・・
機械ですから、性能的、意匠的に先進のものじゃないと驚きがないと言うのはあります。
でも、今気がつきました。昔のトラクターがカッコいいのは、そのトラクターが元々カッコいいのではなく、使ってた人がカッコいいからなんだ!(多分)