今日はAさんのところで見た、、フィアットトラクター(カバーがかかっていたので型式はわかりません)「撮りトラ」です。
これに、実際に見るのは初めてなストレーキ(今目にするものはカゴ車輪が多い、水田でトラクターに浮力を与えたり、タイヤの接地面を広げたりするアタッチメント)が付いていたのです。
左の機体の後輪に、そのストレーキ(もしくはストレーク)が付いています。シャコの足のような、なんとも有機的なアタッチメント?です。
ストレーク(ストレーキ)とは
『ストレークに引っかかった・・・クボタトラクタアタッチメント「昔のカタログ」』の時に見た、折りたたみストレークです。このときストレークとはストレーキ、ボルテックスジェネレータとも呼ばれ、主に翼の気流の境界面の乖離を防ぐため、気流を整えたり、わざと気流を乱すためのものとわかったのでした。
デビッドブラウン885に付いた写真を見たのが初めでした。
で、FIATの生ストレーキです。
前輪ウエィトも付いています。
クボタのオプション品は2分割ですね。
なかなか美しい形状。
これを外側に折り曲げてタイヤにかぶせて使用するようです。そうするとちょうどブルドーザーの△シューのような見栄えに変身!
鋳物でできていて、一つ一つにバネの付いた精巧な出来。
当時けっこうな値段のものだったでしょうね。
ついでにトラクターシートに注目してみます。
ついでにトラクターシートに注目してみます。
雪かきみたいになあっさりとした鉄椀自決シート。でもとてもキレイ。
後はスカッとして、何の調整もできないようです。
スプリングは前。後にスイングするタイプ。板バネは2枚重ねでしょうか?
さらに電装探偵団。鋳物ボディのテールライトはOLSA製。
FIAT211Rのテールも、少し形状は違いますが鋳物ボディのOLSA。小さくていいですよね!単車にこのテール使いたい!
イタリアはトリノのOLSA。こちらは現役バリバリでやっているみたいです。新しい部品もたくさんあります。
今日はここまでです。また明日!
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