今日は北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』でando、hokkaidoujinさんと見た、コマツが輸入販売していたコマツ・ノルマーグNG22のトラクターシートに注目して「撮りトラ」です。
ノルマーグ社は1934年に創業して当初は2スト単気筒焼き玉エンジンを搭載した、ランツブルフドッグのようなトラクターを作っていたそうです。
機種名:ノルマーグトラクタ 形式・仕様:NG22型 22馬力 製造社・国:ノルマーグ社 ドイツ 製造年度:1956(昭和31)年 使用経過:当時、小清水町では書記の導入で、小松製作所から94万円を3年払いで購入した。 モーアは町内に2台しかなく、寝る暇もなく働いたという。 後に水田を作りたくて士別市に移住。1993(平成5)年まで使用していた。
上は小松製作所の銘板、下はNORMAG社の銘板です。上は小松製作所の銘板によれば「小松ノルマーグNG22型」なのですが、下のNORMAG G.M.B.Hの銘板によれば TYPE「NG20b」う〜〜む・・
エンジンタイプ BM24b1 年式 1956年 22馬力/1500rpm
板バネで支えられたザノッタタイプの鉄椀シート。
これのことです。トラクターのシートからヒントを得て(多分)作られた、Zanottaトラクターシート
なんてことない鉄椀シート(形状は丸みが強く、複雑でかわいらしいですが・・・)だと思っていたらよく見てビックリ!
なんとスプリングに使われている板バネは二枚重ね! いつまでもビヨンビヨンしないように考えられていたんです。これは珍しい。細かいことですけど、工夫したのですねえ・・・
今日はここまでです。また明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事: