ダカールはビバークに通じる線上ののボルカン村を襲った大規模な地滑りにより、かなりの犠牲者が出てキャンセルとなりました。そこで今日は別の話題です。
ずっと「トラクターのシートに注目!」しているわけですが、いつもお世話になっている椅子や座面のスペシャリスト、野口装美の社長から面白いいことを教えていただきました。トラクターの鉄の洗面器座面を使った椅子(トラクター椅子の椅子?そもそもトラクターにあっても椅子は椅子なわけで、なんと表現していいのかわかりません。)があるというのです。






調べてみるとZanottaはアウレリオ・ザノッタという人が1954年に創立した家具デザインの会社みたいなんです。僕たちが惹かれるようにトラクターのシートに惹かれたのでしょうか、それともそもそもトラクターのシートそのものをこのような家具デザインのデザイナーがデザインしたのでしょうか・・・
どちらにしてもそのままで美術館に収蔵されてもおかしくないものだということのようです。




それにしても、気になっていて好きだと思ったそのすぐ脇にこんな家具としての椅子があったわけです。でも、それには教えてもらうまでずっと気がつきませんでした。
世の中知らないことだらけなのはわかってますけど「知ってること」って知らないという広大な平原とういうか砂漠の上の1本の細いワダチなんだなあ・・・と思い知らされます。



トラクターの部品、椅子以外にも灯火類やグリルなど、惹かれるものたくさんあります。知らないけどきっといろいろ家具に応用されているんだろうな。
前置きが長くなったけど、トラクターのシートに注目!
で、前置きが長くなっちゃいましたが北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』でando、hokkaidoujinさんと見た、数あるトラクターシートの中でもお気に入りの一つホルダートラクター・12馬力のトラクターシートに注目して「撮りトラ」です。
まず以前の記事『生き残るんだったら特長を磨け! ホルダートラクタ・・・「撮りトラ」』から全体写真を引用。



機種名:ホルダートラクタ
形式・仕様:12馬力 四輪駆動 車体の中央から折れる(アーキュレートタイプ)
製造社・製造国:ホルダー社 ドイツ
製造年度:1960(昭和35)年
使用経過:畑・酪農の複合経営、飼料の刈取りなど機械を組み入れたくて購入。価格は80万円。
国内の輸入は数台しかなく、貴重品である。
なんでこのトラクターのシートに注目しているかというと、Zanottaのトラクターシートに非常によく似ているからなんです。



ボルトやリベットの頭がケツに直接当たらないよう、十字状のプレス凸が付いているのでしょうね。真ん中一発止めにしようと考えたらこんなに座面って似ちゃうもんなんですねえ・・・



ささーっと流してきちゃいました。ホントはもっと書きたいことあるんですけど、時間がなくなっちゃいました。朝の短い時間にまとめるのは難しいですね。それじゃまた明日!
木田 さんおはようございます
上ざら天秤の上ざら!
そのくらいのサイズのトラクターシートがあったら欲しいです
それにそんな天秤、見てみたいですね
(ちょっとセクシーかも)
おはようございます。
もう、ここまで薄くなったら理科の実験で使う 上ざら天秤の上ざらですね。