高付加価値+高価格の流れ止まるか?クボタのスペシャル機Re;Special DYNAMAX REVO&REXIA MR97「撮りトラ」

もうずいぶん時間が経ってしまいましたが、今日はMさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2017で見た、クボタの変わったタイトルの付いたスペシャル機(Re;Special)であるDYNAMAX REVO(ダイナマックス・レボ)とREXIA MR97「撮りトラ」です。

 

巨大なPOPです。 基本性能そのまま! 特別価格のスペシャル機 高性能・優れたコストパフォーマンスで、担い手農家の皆様の生産コスト削減と、日本の農家の発展に貢献します。 とあり、カタログが入るようになっています。
巨大なPOPです。
基本性能そのまま!
特別価格のスペシャル機
高性能・優れたコストパフォーマンスで、担い手農家の皆様の生産コスト削減と、日本の農家の発展に貢献します。
とあり、カタログが入るようになっています。

 

担い手農家がターゲットというのがポイントですね! それとセットで生産コスト削減を謳っています。ここから担い手農家のコスト意識というのが伺えます。きっと「こんな装備はいらないから、その分安くして!」という声を多く受けてきてのその答え・・・ということなのだと思います。

 

この変わったタイトル、【Re;Special】というのがそれを表しているように思います。REというのは言うまでもなく、メールの返信につくREのはずです。

 

つまり、そんなお客様の声にスペシャルバージョンで応えるということで、Re;Specialとなっていると想像します。(あくまでも根拠のない僕の想像)

 

しかし、普通はRE:(コロン【:】)のはず・・・ここではRE;(セミコロン)になっています。調べてみると、ニュアンスとしてコロンの場合はコロンの後に続く文が、コロン前の文(の理由)を説明とあり、ほぼカンマと同じ用法になる模様です。

 

対してセミコロン【;】の場合、2つの独立した要素を強く結びつけてその関係性を強調する・・・という側面があるみたいです。

 

というわけで、Re;Specialということは担い手農家の「こんな装備はいらないから、その分安くして!」の声に思い切り応えてスペシャル機を作りましたよ!・・・と、強く関連づけている・・・という意味に取れます。(私見ですけど)

Re;Special REXIA レクシアMR97

 

前置きが超長くなっていましましたね。セミコロンを付けて「あなたの、あなただけの声に応えます!」というクボタの答えの一つがこのレクシアMR97QMAXWUPC3REです。
前置きが超長くなっていましましたね。セミコロンを付けて「あなたの、あなただけの声に応えます!」というクボタの答えの一つがこのレクシアMR97QMAXWUPC3REです。

 

ちゃんと専用のロゴ付ステッカーも貼ってあります。
ちゃんと専用のロゴ付ステッカーも貼ってあります。

 

クボタ REXIA Re;Special MR97QMAXWUPC3RE 価格¥9,488,880 基本性能そのまま! 特別価格のスペシャル機 MR97QMAXWUL1RE ⇔ MR97QMAXWUL1 MR97QMAXWUR2RE ⇔ MR97QMAXWUR2 MR97QMAXWUPC3RE ⇔ MR97QMAXWUPC3 取り外した装備 ●CDラジオ ●スイングドローバ ●リヤワイパー ●工具箱 変更した装備 補助コントロールバルブを1連標準装備に変更(標準機は2連標準装備)
クボタ REXIA Re;Special
MR97QMAXWUPC3RE 価格¥9,488,880
基本性能そのまま! 特別価格のスペシャル機
MR97QMAXWUL1RE ⇔ MR97QMAXWUL1
MR97QMAXWUR2RE ⇔ MR97QMAXWUR2
MR97QMAXWUPC3RE ⇔ MR97QMAXWUPC3
取り外した装備
●CDラジオ
●スイングドローバ
●リヤワイパー
●工具箱
変更した装備
補助コントロールバルブを1連標準装備に変更(標準機は2連標準装備)

 

クボタのサイトで調べてみるとちゃんと出てきます。 この機種は、2017年8月末にて生産を終了いたしました。 販売は在庫限りとなりますので、詳しくはお近くのクボタのお店までお問い合わせください。 とあります。 もう手元にないけど、もしかしたらどこかに在庫が残ってるかも・・・ということなんですね。 標準機から64.8万円お買い得らしいです。
クボタのサイトで調べてみるとちゃんと出てきます。
この機種は、2017年8月末にて生産を終了いたしました。
販売は在庫限りとなりますので、詳しくはお近くのクボタのお店までお問い合わせください。
とあります。
もう手元にないけど、もしかしたらどこかに在庫が残ってるかも・・・ということなんですね。
標準機から64.8万円お買い得らしいです。

 

上にも書きましたが 取り外した装備 ●CDラジオ ●バックモニタ ●無線アンローダリモコン 変更した装備 デラックスシートをスタンダードシートに変更 という違いです。 主要諸元はこちら。
基本性能そのまま! 特別価格のスペシャル機
MR97QMAXWUL1RE ⇔ MR97QMAXWUL1
MR97QMAXWUR2RE ⇔ MR97QMAXWUR2
MR97QMAXWUPC3RE ⇔ MR97QMAXWUPC3
取り外した装備
●CDラジオ
●スイングドローバ
●リヤワイパー
●工具箱
変更した装備
補助コントロールバルブを1連標準装備に変更(標準機は2連標準装備)
という違いです。
主要諸元はこちら。

 

ラジオや工具箱はバルブキットなどは後から買い直すこともできるみたいです。ラジオなどは自分で好きなものを買って交換してしまう人もいるでしょうから、ありがたいですよね。

 

そもそもラジオはRE;で付いたものなのでしょうか? それとも言われてはいないけど、お客様の声を忖度して「便利でしょう?」と自主的に付けてきたものなのでしょうか? 工具箱などもどうなんでしょう・・・

 

動画ありました。MR97+ニプロ・スピードカルチAPS1900

 

 

Re;Special DYNAMAX REVO ER6120

 

コンバインについてもお客様の声に対するクボタの解答がなされています。
コンバインについてもお客様の声に対するクボタの解答がなされています。

 

ER6120 6条刈り V3800-CR-TIE4-C 水冷4気筒立形ディーゼル インタークーラターボ [ 直噴 ] 3769cc 120馬力/2600rpm
ER6120 6条刈り V3800-CR-TIE4-C 水冷4気筒立形ディーゼル インタークーラターボ [ 直噴 ] 3769cc 120馬力/2600rpm

こんな動画撮ってました。クボタ ダイナマックスレボER6120の稲刈り

 

 

クボタ ダイナマックスレボER6120の麦刈り

 

 

クボタ DYNAMAX REVO Re;Special ER6120RESD4MQW-C 価格¥15,120,000 基本性能そのまま! 特別価格のスペシャル機 Re;SpecialのER6120RESD4MQW-Cと標準機型式のER6120SD4MQW-Cの違いが書いてあります。 取り外した装備 ●CDラジオ ●バックモニタ ●無線アンローダリモコン 変更した装備 デラックスシートをスタンダードシートに変更
クボタ DYNAMAX REVO Re;Special
ER6120RESD4MQW-C 価格¥15,120,000
基本性能そのまま! 特別価格のスペシャル機
Re;SpecialのER6120RESD4MQW-Cと標準機型式のER6120SD4MQW-Cの違いが書いてあります。
取り外した装備
●CDラジオ
●バックモニタ
●無線アンローダリモコン
変更した装備
デラックスシートをスタンダードシートに変更

 

これすごいです。元の値段がすごいというのはありますが、標準機より124.2万円お買い得!
調べてみるとやはりクボタのサイトにありました。これすごいです。元の値段がすごいというのはありますが、標準機より124.2万円お買い得! こちらは何も書いていないので品薄中ではないみたいです。

 

上にも書きましたが、差異は・・・ 取り外した装備 ●CDラジオ ●バックモニタ ●無線アンローダリモコン 変更した装備 デラックスシートをスタンダードシートに変更 ということです。
上にも書きましたが、差異は・・・
取り外した装備
●CDラジオ
●バックモニタ
●無線アンローダリモコン
変更した装備
デラックスシートをスタンダードシートに変更
ということです。

 

考えてみれば、標準で付いていたものを外したバージョンを「スペシャル」って呼ぶの、農機の世界以外あまり聞きません。

 

外しターバージョンも普段と違うということで言えばスペシャルには間違いないんですが、大抵は標準では付いていないものを付けてお値打ち価格でご提供というのが主流だったような気がします。

 

逆に農機はオプションてんこ盛りで高価格というのが普通だったということになります。もちろん、黙ってオプションてんこ盛りにするのは押し売りですから、これまでの流れとしてそのような要望があったということなのでしょうけど・・・

 

というわけで、農機の世界も大きく流れが変わって、必要なものを必要なだけ基本パッケージに加えていく・・・そういう傾向の初めの一歩。そんな意味もあってのRe;Specialなのかもしれません。

 

今後のクボタのお返事(RE;)から目が離せませんね!

 

 

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