今日は伊藤産業機械さんに提供いただいた比較写真で田植機考古学です。兄弟車のクボタ乗用田植機、ジョイカムキュートプラスJC4Aと三菱乗用田植機LC4です。
これってレインボーの末裔、レインボー・ジョイカム(RAINBOW・JOYCOM)レインボー・スーパー・ジョイカム(RAINBOW・SUPER・JOYCOM)のさらに末裔じゃないですか!(詳しくは『「田植機考古学」クボタ昔の田植機発掘2』をご覧下さい)
かなり脱線しちゃいました
実は搭載エンジンが違うみたいです
三菱のほうが排気量も少しい大きいですし、力もありそうですよね。OEMと言えども「せめてエンジンくらいは・・・」なんていう声が聞こえてきそうです。
わざわざ自分のところのエンジンを使ってもらうより、クボタのエンジンそのままのほうが安くあがるような気がしますけど、この辺は意地なんでしょうね。
今日はここまでです。また明日!
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野良犬さん おはようございます
そんなエンジンがあるんですね!
興味深いです。一体どんな用途に使うのでしょう
運搬車とか力の必要なものですよね
GR170もGM182も汎用エンジンなんでエンジンマウントの部分の規格がきまってますから、コストかけてるってことはないとおもいますよ。
ポン付けできますからね。
例えば、オーレックのウイングモアなんか供給先にあわせて三菱メイキ、富士ロビン、カワサキと搭載エンジンかえてましたからね。
あと、クボタの3.7馬力はおそらく連続定格出力(連続運転時)の数値ですね。三菱の182は6.3馬力は最大出力の値で連続定格出力は4.5馬力。これでもクボタより2割ていど出力が高いですが。
三菱もカワサキも100,130,180
,220,300,400で排気量のクラスあわせてるのにクボタは半端なんですよね
GM182PNのPNはPTO(出力軸)の方式でクランク軸からダイレクトにアウトプットする直結方式。これのほかにGM182LNというのがあってこちらは、減速方式(1/2カム軸減速式)といって、回転速度を半分に減速したカムシャフトが出力軸になっている方式。減速されてるため出力軸のトルクはP型の倍近い