カタログの写真は商品の「世界観」を表す。クボタ サンシャインJr.B1600DT「昔のカタログ」

今日はトラクター狂さんに送っていただいた、クボタトラクターサンシャインJr.B1600DT「昔のカタログシリーズ」です。いつもありがとうございます!

色々と忙しいので2つに分けて短かめに・・・

クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。
クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。

小さいトラクターはだんだん売れなくなってきたのでしょうか? 以前のL2601のカタログだとトラクター本体だけの写真が「ドン」と載っていたのに、このB1600DTの場合は添景です。

クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。
小柄なからだに、輝くばかりのエネルギーを秘めて・・・クボタから「サンシャイン・ジュニア」の登場です。てがるに乗れる本格派ーーーーーーーとでも申しましょうか。すばしっこく、快活で、元気にあふれた少年のイメージがぴったり。タフな心臓・強い足・・・そして、兄弟分のサンシャインの長所をいっぱい譲り受けてーーーーー16馬力で新登場。

女性の写真ならともかく「何だよこれ・・・トウモロコシと少年???」と、思いましたが、少年のイメージなわけですね。

ランツのカタログみたいに機能だけを説明するカタログから、三菱マイサンの機能だけでなく言葉で商品のイメージを伝えるカタログになり、そしてこのサンシャイン・ジュニアのカタログみたいに、言葉でのイメージとビジュアルで訴えるようになってきたということですか・・・

↓時間のある方は見比べてみてくださいね!

『D1616/D2016/D2416/D2816 ランツ・ブルドッグ「昔のカタログ」』
『既に現在のカタログの流れ。三菱newマイサン「昔のカタログ」』

クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。
①家族みんなで手軽に乗れて②本格パワー・・・とくれば、答えはもうサンシャインジュニアですね。

なるほど〜。クボタ ブルエースXB-1のカタログではいきなり女性がトラクターに乗る姿に面食らいましたが、このように書いてくれればどうしてこんな写真なのかが理解できますよね?

例えば「家事の合間にちょっと管理作業。女性でも取り回し自由なXB-1」・・・みたいな・・・

クボタ・ブルエースXB1。12馬力、2駆・4駆。昭和58年、1983年のものだそうです。多分当時有名でないと思われる女性がフューチャーされています。あの自信に満ちた1970年代後半の「世界の名門」はどこへ行ってしまったのでしょう。
クボタ・ブルエースXB1カタログの表紙。「女性にも乗れますよ」ってここから読み解かなくちゃいけなかったわけですね! 12馬力、2駆・4駆。昭和58年、1983年のものだそうです。
クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。
大きな二枚続きの写真の脇におなじみの機能紹介が並んでいます。シートはからだに合わせてスライドできるようですね。

クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。
合体させるとこんな感じ・・・これがまさにサンシャイン・ジュニアの世界観を表しているわけですね! お父さんも乗れる、息子も乗れる、もしかしたら娘さんも乗れるかも、犬は乗らない・・・なんてことを表現しているんです。

そういえばクボタアステのカタログもトラクターを添景として世界観を同じような手法で表していましたね・・・

クボタトラクターASTE(アステ)A-17カタログ
アステな生活。
日本の農業をリードするクボタから、トラクタの新星「アステ」誕生。
その洗練されたフォルムと斬新なメカニズムは、まさに時代の最先端。
静かでコンパクトなアステは、小型とは思えないほどの実力を、
あらゆる農業シーンで遺憾なく発揮します。
快適な仕事ができれば、生活も快適になる。それはもうアステな生活。
人がいて、アステがいて、輝く明日がある。

女性と犬が出てきます。これも「女性も乗れます」を表しているのでしょう。別荘地あたりで静かに犬と暮らして、ご主人は新幹線で都会へ通勤。奥さんは家庭菜園というには少し大きな畑をこれでやるとか・・・

クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。
もう一度合体形に戻ります。

外国人の方ばかりでてきてますけど、ずーっと「日本じゃねえのかなあ・・・」とナナメに見ています。だって、外国で写真を撮るのはお金がかかるじゃないですか・・・日本でそれらしく撮れちゃえばそのほうがいいはずですもん。

日本の馬と外国の馬の顔の違いなどわかりませんから、どこか別の所でボロが出てきてないかなあ・・・と思ってみていてもなかなかわかりません。

強いていえば窓の奥に見える厩舎の鋼材の組み方は日本でも良く見る形ですが、外国でもこうやっているかもしれないしなあ・・・

それから、表紙から「?」だったのはトウモロコシ。牧場で「トウモロコシは作らないよな」と、思ってたんですが、今わかりました。「馬のエサだ!」

バカなこと言ってないで仕事に戻ります。また明日!

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“カタログの写真は商品の「世界観」を表す。クボタ サンシャインJr.B1600DT「昔のカタログ」” への9件の返信

  1. このクボタのマークは当時は久保田鉄工という社名でした。 頭文字の「久」を文字って一本一本のパーツが鉄工という意味からか鉄の配管で組み上げたのがこの郵便マークのような形となったようです。
    回りのギザギザの円が歯車の意味でしょうか。

  2. キスケさん こんばんは

    郵便マーク?昔の郵便局耕運機作ってたのかな?

    僕も初めは〒マークに見えました
    もう二度と作られないものですから、できるだけ使ってあげてくださいね!

  3. はじめまして

    叔父の家で昔から使っている耕運機が格好良くて、どんなものか気になって『サンシャイン ジュニア クボタ』で検索してきました。

    昨日、叔父の家の田んぼを叩くのを手伝いに行き初めてこのサンシャインjrを運転させてもらいました。

    最初乗って思ったのが、ハンドルのエンブレムが郵便マーク?昔の郵便局耕運機作ってたのかな?と思って周りを見てみると、運転席右側にKUBOTAと刻印されてました。恥

    叔父の田んぼは少し粘土質で、『こんな古い耕運機で大丈夫かなぁ』と思っていたのですが意外にもズンズン進んでいくのでビックリしました!(めっちゃエンジン煩い)

    アクセルかと思っていたペダルは、左右旋回するペダル兼車でいうところのサイドブレーキだったり、ロータリーって言うんですかね後ろに付いてるミキサーみたいなやつ、あれも手動で上げ下げしなければいけなかったので結構忙しかったです。

    大きなマフラーやこの耕運機のデザインが気に入ったので
    ここのサイトで詳しく知ることができました
    ありがとうございました

    39年現役には驚きました

  4. 木田さん こんばんは
    確かにクサリで吊り下げてます!
    画像検索で見てみると、クサリで吊っている均平板の機体は見当たりません
    この初期型?試作型?はあっという間に改良されちゃったのでしょうか・・・

  5. 更によーく見ましたら
    ロータリーに注目してください。実際のロータリーは 均平板はスプリングで押さえていますが こちらのカタログの写真は ブルトラB7001のようにクサリでロータリー均平板を吊り上げていますよ。
    これは実際にもしあるのならば かなりレア物ですよ❗。

  6. おそらく試作品でしょうかね
    海外版としても 型式とか装着しているタイヤも異なりロータリーも付いていないかと思います。

  7. 木田さん おはようございます

    細かいところはわかりにくいですが、少し違うようにも見えますね
    輸出仕様なのか、それとも試作品なのか・・・

  8. 追加 それとボンネットに書かれてる KUBOTA B1600
    実際の商品のロゴとかなり異なりますね。

  9. ああ、懐かしい うちの近所でもL1501程ではありませんでしたが 2番目ぐらいに多く持っていたシリーズでした。ブルトラが一番最初にフルモデルチェンジしたシリーズ 額にブルトラのバッファローのマスコットが付いているのがその名残ですね。

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