今日は北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』でando、hokkaidoujinさんと見た、マッセイ・ファーガソンMF25/MF35/MF35Xのトラクターシートに注目して「撮りトラ」その1です。
今日のところは別々に行ってみます。
まずマッセイファーガソンMF25
詳しくは『フランス生まれのファーガソン、MF-25その1・・・「撮りトラ@土の館」』のリンクをみてもらうとしてまずはマッセイファーガソンMF25。


機種名:マッセイファガソントラクタ
型式・仕様:MF-25 27馬力
製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス
導入年度:1962(昭和37)年
使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。
個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。
40年後の今も現役で使用しているものも多い。
中古で取得、経歴不明。
ここでは製造国がイギリスになっていますけど、僕の調べた限りではフランス、ボーベの工場で作られた模様です。





続いてマッセイファーガソンMF35
MF25がフランス生まれだったのに対して・・・『こちらは英国生まれ、マッセイファーガソンMF35・・・「撮りトラ@土の館」』から全体写真を・・・


機種名:ファガソントラクタ
形式・仕様:MF-35 37馬力
製造社・国:マッセイファガソン社 英国
導入年度:1959年(昭和34)
使用経過:堀部氏は昭和28年4月にウイリスジープを農耕用に導入している。帯広地方ではかなりに早い導入であった。
のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。
30年ほど大切に使用していたもの。

このころのフォードも同じようなタイプだったと記憶してますが、ザノッタの椅子タイプのMF25よりこっちのほうがいいのかなあ・・・
クッションは厚めのものが付いていますが、悪くなったシートをクッションでカバーしようとしてるのかも。




最後にマッセイファーガソンMF35X
『マッセイファーガソンMF35XとMF35とMF25と・・・「撮りトラ@土の館」』で紹介したMF35X


機種名:ファガソントラクタ
形式・仕様:35 37馬力
製造社・国:ファガソン社 イギリス
導入年度:1962(昭和37)年
使用経過:当時の大型トラクタでは主流の機種。年間一台で1000時間以上も稼働していた。30年間使用したもの。
あっさりしたものです。
XとXなしでは全く同じにも見えますけど、エンジンも3気筒で馬力も変わらないはずなのにマフラーの出る方向が違うのと、ステッカーの最後に「X」ってついてるくらい。



しばらくトラクターのシートに注目してきたわけですが、英国製、もしくは英国の会社は尻に無頓着。「座ぶとんでもしいとけ!」なイメージ。ドイツ製、もしくはドイツ系の会社は一所懸命座ぶとんを敷かなくても快適なように考えたようすが窺えます。
米国は・・・どちらかといえばドイツ寄りかなあ・・・
MF35さん こんばんは
コメントありがとうございます
いいことを聞きました
さっそく調べてみたいと思います!
はじめまして少し補足ですがMF35とMF35xの見た目の差はデフロックがあるなしとPTOレバーが若干ちがいます。あとはエンジンはA3.152なんですがの燃焼方式が違うことだと思います。