今日は、スガノ農機「土の館」で見たフォードソン・スーパーデキスタ「撮りトラ」です。
僕だけでももうすでに何台も見ているので人気車種だと思いますが、だからといって油断できません。うかうかしていると、あっという間にトノサマガエルみたいに絶滅危惧種になってしまいます。トノサマガエルは増える可能性もありますが、こういった製品は増えることは永遠にないですからやっぱり大事にしていかないといけないですね。
機種名:スーパーデキスタートラクタ
形式・仕様:39.5馬力
製造社・国:フォードソン社 アメリカ
導入年度:1964(昭和39)年
使用経過:
当時の39.5馬力のトラクタは大型タイプ。重作業にも利用範囲が広く、キメ細かい仕事ができる機能を有し、使いやすく人気の高い機種であった
人気機種だけあってキャプションもあっさりしたもの。それにしても・・・
う〜ん・・・tractordata.comは39馬力。キャプションは39.5馬力。微妙な0.5馬力の違いは何なんだ・・・
『巡航戦車の血を引く、37馬力のナフィールドユニバーサル3・・・「撮りトラ」』で見た、ナフィールドユニバーサルにも付いていました。それから、クレイスコンバインのフォードエンジンの噴射ポンプもSimmsでした。
日本株式会社って感じですね。「作業灯は何でも構わないから日本製。ヘッドランプは重要だから英国製」のような意図が感じられて悲しい・・・
こちらはフランス人のチャンピオンさんの会社、デビッドブラウンdavid brown 770 selectamaticと同じ、ACのトラクターメーターです。
でも、同じ仕様でサミュエル・スミス(1827年生まれ)さんが、ロンドンのコーズウェイに創立した時計屋さんが元になった会社(http://www.smiths-group.com/)、SMITHSの物もあったはずです。
『「看板娘」FORDSON SUPER DEXTA 二人目。それからやっと意味のわかった「EnFo」「撮りトラ」その1』で見つけていました。
ちょっと向きが反対ですが、デザインはまったく同じ。おもしろいですねえ・・・向きで自社を主張しているのでしょうか?
これも『「看板娘」FORDSON SUPER DEXTA 二人目。それからやっと意味のわかった「EnFo」「撮りトラ」その1』で見つけていました。
メーター両脇の赤と黒の丸は何かのボタンなのでしょうか・・・
いつもオチがなくて突然ぶち切れてすみません。今日はここまで!また明日!
山葵さん おはようございます
こういう人がいるとありがたいですよね
メーターを修理できるというひとは人間的にレベルが高い感じがします
フランスで作っていたMFやベルギー製のコンバインにJEAGERというメーターが付いていて
これも現在は時計屋さんしか見当たらないので
「関係があるんじゃないかなあ」と睨んでます
スミスは時計屋さんからメーターの会社に成長した歴史あるメーカーだったのですね。
北海道にはエンジン回転計やアワーメーターを修理する専門業者がいます。
知り合いのメータ修理屋さんはもともと機械時計の修理職人でした。
この時期はシーズンオンに向けて忙しそうです。
自在に変速できる試験機から回転を伝えて内部の渦ゼンマイの効きや磁石の手直しをしていました
まだ廃業しないで頑張っているといいのですが。