今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、ランツブルドックD2808? D2806?「撮りトラ」です。
まあ、週末なんで軽めに・・・
巨大な始動用ホイールには手が掛かるように模様がついています。よく見るとベルトが発電機を回しているみたいで、それがヘッドランプにつながっていそう・・・電気は灯火類のためだけに作っているみたいですねえ・・・
運転席は完全に囲われているんですね・・・ラジエターの巨大6角ナット、バイクのオイルラインの中空ナットの巨大版で水を通すようになっているんだろうなあ・・・
キャプションを読んでみましょう。
機種名:ランツブルドックトラクタ
形式・仕様:D-2808 28馬力
製造社・国:ランツ社 ドイツ
導入年度:1953(昭和28)年
使用経過:当時、大型トラクタの中で重量がありプラウ耕に適していた。本別町チエトイの松井巳之助が購入。数年使用後、清水町の大岡牧場で20年間使用していた。後年は柴田自工で保存していたもの。
色々他も探してみたのですが、D2808というのは見当たらず、D2806ばかりでてきます。ということでタイトルは『D2808? D2806?』と、併記になっています。それにしても単気筒で28馬力ってすごいですよね!どのくらい排気量があるのでしょう・・・
『小松ノルマーグNG22「撮りトラ」』でも見ました。ドイツのトラクターに結構採用されているMANN社のオイルバスフィルター。
Lanz Bulldog、ささっとおしまいです!
六郎田一馬さん おはようございます
始動にバッテリーが6個もいるのでは、手掛け?(というのかどうかわかりませんが)は屈強なドイツの男限定ということなのでしょうね。何かのはずみで骨折したり巻込まれたりするのが恐いなあ・・・朝イチの始動が憂鬱になりそうです。
十勝にも同じモデルの実働するのが有りますが、何せエンジンが重たい為両サイドのフェンダーにバッテリーを6個程積んで始動しますよ。
noraさん、こんにちは。このモデルはまだ2サイクルの単発エンジンです。もう少し後の最終型では型式にもよるみたいですが、4サイクルもあったみたいですがそこまでは僕も詳しく分からなかったです
六郎田一馬さん おはようございます
3.7リッターの2サイクル!
単気筒でしょうか?
圧縮がすごいというのも頷けます
書き忘れましたが、確か3.7リッターの2サイクルだったはずです。
このd2806はセルモーターで始動するタイプですが、左側のフライホイールに手動式のハンドルも着いているので、両方で始動出来ます。単発エンジンですが、圧縮が凄いので、バッテリーがしっかりしていないととにかく重たくて掛かりませんよ。右のフライホイールのセンターには鍵形と穴が有るんですが、セルモーターが付く以前はこの部分にステアリングホイールを差し込んで回しながら始動していました。この型式より更に古いタイプは右側のフライの脇に手動式の噴射ポンプが着いていましたから。
発動機のシャチさん こんばんは
確かにギアが付いていますね・・・
写真が少なくセルがついているのかどうかよくわかりませんが
そうかもしれません
二枚目の写真を見ると
フライホイルにリングギアがついていますね、
と言う事はセル付き?