今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、フィアットトラクター、タイプ211R 25馬力「撮りトラ」です。
フィアット211Rは2台目です。初対面の感動を味わいたい方は、以下のリンクでどうぞ!
『フィアットトラクターFIAT211Rかなあ・・・「撮りトラ」その1』
『フィアットトラクターFIAT211Rに決め・・・「撮りトラ」その2』
『電装品が味わい深い フィアットトラクターFIAT211R・・・「撮りトラ」その3』
SIEM、現在は存在していない感じですけど、1台目のフィアットにも付いていました。
機種名:フィアットトラクタ
形式・仕様:FIAT 211R型 25馬力
製造社・国:フィアット社 イタリア
導入年度:1965(昭和40)年
使用経過:昭和39年、株式会社クボタが輸入を始める。39年、3台。40年、10台。41年、15台。42年、16台。4年間で34台の輸入で、その1台です。
三石町歌笛の大塚牧場が導入し、牧草収穫作業に使用していた。
平成2年に則次が譲り受け、年に一度はエンジンを始動させて、家宝として保存していた。
4年間で34台とは・・・商売になったのだろうか・・・それともものすごく高い値段設定だったか・・・
先日のサッポロクローラーもきっと高価だったのでしょうね。
木田さん 山葵さん こんばんは
高く突き出たマフラーはジャマになる用途だったのですね
ルネッサンスの国、デザインの国・・・確かにそうかもしれません
チンクチェンタはわかりませんが、確かにベスパは国産のスクーターと違った独特な感じでした
シフト、ウインカー・・・それが向こうでは普通なのかもしれませんが・・・
果樹園で使うようなトラクターと思われます。枝に引っかからないように、マフラーを下向きにしたと。
起動と停止のインターフェイスを一つにまとめてコストを抑え、フェイルセーフも高めていますね。
デザインの素晴らしさは、さすがのイタリア。ルネッサンスの国です。
何の変哲もない軍用トラックでさえ、オシャレです。スクーターのべスパやフィアット500も素晴らしい。
イタリアの恐怖政治からルネッサンスが生まれた。永世中立国のスイスは何を生んだ?鳩時計だけさ!
第三の男での、オーソンウェルズが語った台詞でしたね。
しかし、よくみたらこのトラクタ この時代でこの大きさだと マフラーが煙突の様に上を向いているのが一般的な様ですが 上を向いたマフラーが付いていないと言うことは 横向きでもなく 内装式でもない 下に這わせて 後ろへ流している珍しいパターンですね。