今日は北海道は上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、小松ノルマーグNG22「撮り虎」です。今日は時間がないので、明日ちゃんと書くとして今日はイントロダクション・・・



短いけれど、興味深いキャプションが書かれています。小松製作所から94万円3年払いで購入!とあります。日本のメーカーは作れなかったのだろうか・・・
・・・と思ったんですけど、よく考えたら市に2台しかないような機械ですから、作る事ができて作ったとしても売れなくて割に合わないですよねえ・・・外国から見つけてきて、輸入して売ったほうがよっぽど賢いかぁ・・・
このキャプションの中の「後に水田を作りたくて」というくだり好きです。本人しか知り得ない「気持」や「お金事情」・・・持ち主がこの場に立って説明している臨場感がでていて好感が持てます。
それにしても、就職した当時は寝る暇もなく働いた上に、平成まで働いていたというこのノルマーグ、幸せだよなあ。
製造社と輸入社の思惑が混じり合ってはっきりしない感じ

上は小松製作所の銘板によれば「小松ノルマーグNG22型」なのですが、下のNORMAG G.M.B.Hの銘板によれば TYPE「NG20b」う〜〜む・・・

ニュージランド製なのか?と思ったけど、ドイツ製なんですよねえ・・・ちらっと調べた限りにおいては、第二次世界大戦が終わって東西ドイツに分かれてしまった時に、西ドイツで再興したNORMAG社が大戦前の会社と区別するためにNORMAG-ZORGEと名乗ったそうで、その略号だそうです。(本当にちらっと調べただけなので間違っているかもしれません)
続きます。