ついこの間正月だったと思ったのに、なんともう3月になってしまいました。その流れの速さはモーレツで押しとどめようがありません。
いつかとろ場を見つけてゆっくりその場でクルクル回っていたいと思うのですが、そんな場所はなかなか見つかりませんねえ・・・
さて、今日はトラクター狂さんに送っていただいた昔のカタログシリーズ。1977年(昭和52年たぶん)、クボタコンバインHT2200 その1です。
クボタディーゼルコンバイン 4条刈り HT2200 カタログ 1977年 セーフティ3(自動警報装置付き)ダイナミックコンバイン以前見たNXシリーズとほぼ一緒のレイアウトの機体です。
秋を豊かに、ダイナミックに・・・すべてに大物ぶりを発揮します。4条刈りで大きいということをダイナミックと表現しているのかもしれません。考えてみれば、今でもダイナミック系の言葉はクボタのコンバインで使われていますね!(ダイナマックスでしたっけ? ダイナミックが40年近くたって熟成され、マックスに達したということなのではないでしょうか)このコンバインは思い切り2人乗車なんですね。あれーーーーーっ??? 運転席左、車体中央に天高く突き出しているはずのマフラーがないっ!
使う人と稲を大切にした3大ポイント ①いつでも安心して作業のできるセーフティ3スリー ●もみ出口切換警報●2番スロワ警報●排ワラ処理警報 ②ワンタッチで排ワラ処理が思いのままの独自のドロッパカッタ ③綺麗なモミに仕上げるクボタ2系列処理方式の脱穀部この商品写真には間違いなくマフラーがあります。どういうことなんだろう・・・
株もとまで見え、疲れ知らずの前席。ダイナミックな操作ぶりがひときわ映えます。 見開きの幅に字数を合わせたためか、意味が分かるようでよくわからない「ダイナミックな操作ぶり」それが映えるというのでよけいわからなくなっています。
寝ている稲を刈っている写真が載っています。稲が85度に倒れていても刈ることができたそうです。以前ご紹介したクボタNXシリーズと同じような運転席。そういえば以前見たクレイスのコンバインもこんな風にメーターが床から生えていました。
各レバーやスイッチ類は人間工学にもとづいた手もと集中式。しかも大型作業にかかせない機能メカを装備 手を伸ばせば簡単に届くコンソールタイプです。ここ一番思いどうりに応えてくれます。
確かにクレイスのコンバインはあちこちにレバーが分散していました。(もしかしたら外国製なので、大きな外国人だったら簡単に手が届いたり、足が届いたりするのかもしれませんけど・・・)
上から見た写真もマフラーがありません。プロトタイプなのかな? この機体であまり良くなかったので、市販形では中央に持ってきたとか・・・ エンジンは3気筒立型ディーゼル22馬力。専用ラジエターと防塵カバー付き。続きます。
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トラクター狂さん おはようございます
本当ですねえ・・・
マフラー部分、つるっと何にもないのですもん。不思議です。
こんにちは
HT2200はNX3000の一つ前のモデルだと思います。ただ2200はミッションがマニュアルです。
表紙の機体はプロトタイプなのか、マフラー以外にも所々カラーリングが違います。マフラー外して撮影したんですかね?オペレーターの方、爆音でおかしくなって笑っているんでしょうか…(笑)