今日もトラクター狂さんに送っていただいた昔のカタログシリーズの続き。1977年(昭和52年たぶん)、クボタコンバインHT2200 その2です。
![kubota_Combaine_HT2200_1978-12 大量刈取り、大量脱穀にふさわしいパワーです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/kubota_Combaine_HT2200_1978-12-504x691.jpg)
これを見ていると、ワラくずを選別する網からモミをもう一度取出すルートのことを「2番スロワ」と呼んでいるのですね。
今まで色々カタログを見ていて「2番スロワ詰まりの警告」「警告」という意味がやっとわかりました。
![kubota_Combaine_HT2200_1978-11 ドロッパカッタ、ワイド幅 エンドレスゴムクローラ 補助者デッキ と項目があります。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/kubota_Combaine_HT2200_1978-11-504x691.jpg)
補助者デッキ
補助者も疲れず安心して作業できます。
補助者デッキが大きくなりました。さらに補助者専用の応答ブザーとセフティガードを採用。旋回時やもみ袋の交換時でも安心。しかも、運転者に何か伝えたいとき、ブザーですばやく連絡できますのでグッと能率が上がります。夜間作業にも明るく便利な補助者席作業灯(オプション)があります。
満杯のもみ袋を積んだまま走れます。
満杯のもみ袋が8つまで置けるデッキです。いちいち田に落とさなくても済み、もみ袋収集が計画的にでき、能率が上がります。
ああ・・・それまではもみ袋を「ボトン」と刈った田に落としていたんですね・・・で、それを拾い集めていた・・・
いちいち勘定はしていませんが、カタログに「能率、能率」と書いてあるのがわかるような気がします。「応答ブザー」と、単なるブザーにステキな名前を付けて「能率が上がる」と書いてあるのも微笑ましいです。
![kubota_Combaine_HT2200_1978-10 大物にふさわしい装備。きめ細かく配慮された安全設計。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/kubota_Combaine_HT2200_1978-10-504x691.jpg)
キメ細かい安全設計とは、使う人本位のクボタ独自の安全設計のことを指し、その内訳は・・・
●安全な立形マフラーに加え、防熱カバーを装備
●刈取り部を上げたまま固定できる下降ロック装置
●搬送部などすべての回転部に安全カバーを採用。特に側面部は安全な一体カバーを取付けました。
今はコーションステッカーばかりで、あまり「安全カバー」という名前は聞かないので、「当時は安全じゃなかったんだろうなあ・・・」と思ったりもします。
そしてそれ以前は安全カバーすらなかったのでしょう。想像もしないような事故が起こり、それに対処するうちに段々に安全になっていって、今はシールで警告・・・でも根絶まではいたってないんだろうな・・・
![kubota_Combaine_HT2200_1978-9 使いやすさ、操縦性、そして快適さをきわめた「HT2200」の魅力のエッセンス。 なぜか安全心得帳なんてものが書いてあります。トラクターより後に出てきた機械だから、もしかしてものすごく事故が多かったのだろうか・・・](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/kubota_Combaine_HT2200_1978-9-504x691.jpg)
![kubota_Combaine_HT2200_1978-8 エンジンはDH1100-C型 3気筒立形水冷ディーゼルエンジン 1115cc 22馬力/2800rpm クローラ幅は350mm 前進6段・後進2段](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/kubota_Combaine_HT2200_1978-8-504x691.jpg)
![kubota_Combaine_HT2200_1978-7 昭和52年6月10日](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/kubota_Combaine_HT2200_1978-7-504x691.jpg)