7月発売の新しいワールド、M1010W-SE(スペシャルエディション)は稲作用!「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」
今日は順番から行けば昨日からの続き、ランボルギーニと同じ顔。DEUTZ FAHR WARRIOR 7250TTV T4Fになるわけなのですが、Mさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2018(JAグループ茨城の第44回農機・生産資材大展示会+同時開催の中古農機展示即売会)で見た、クボタの新しいワールド、スペシャルエディションのM1010W-SE「撮りトラ」です。
写真が多いからといって何日かにわたって同じ顔を続けると、見る人が飽きてしまう・・・という傾向があるように思われるため、少しばらけさせようという魂胆です。

トラクタ「ワールドシリーズ M1010W-SE」です。スペシャルエディションといっても、ゴーカ装備が加わったというわけではなく、どちらかといえば「装備を省いて値段を下げた」というスペシャルエディションのようです。これは先日のYT333,YT345Jマニュアルシフト機もそうですが、その人に必要な機能だけを搭載して価格をおさえるという商品が前に押し出されてきた感じです。
昔は「何でもいいから全部付きのゴーカなヤツ持ってこい!」と、使わない機能まで付いたものが売れたのでしょう。でも世の中に余裕がなくなって(もしくは成熟して?)「必要のない機能にお金を払いたくない」という機運が高まってきたということなのかもしれません。(実際、そんな声を聞くこともありましたし・・・)

去年見たクボタ・ワールドM1060Wは、V3800-TIEF4水冷4気筒ディーゼル3769cc106馬力/2600rpmで、プライスタグにはクボタワールド M1060WDTQDSK1-JP 価格¥8,618,400 インプルメントの大型化に対応する大排気量3.8L 106馬力 とあります。←こちらは今までの畑作用?ワールドですから、倍速+モンローって結構するんだなあ・・・

グローバル戦略機をベースに水田作業に求められる倍速ターンやモンロー(水平制御)等の機能を装備した大規模稲作農家向けのトラクタです。シンプルな機能とスケールメリットによりコストを抑え、複数台所有の2台目、3台目の需要にも応えます。
【発 売 日】
平成30年7月(予定)
【販売目標】
250台
【型式】
M860W-SE(86馬力)
M1010W-SE (101馬力)
2型式
【価格(税抜)】
7,250,000円~8,200,000円
とあり、明確に水田作業用と位置づけられています。今までのワールドが畑作用(僕がそのように勘違いしているだけかもしれませんが)だったのに対して、稲作農家向けのワールドだということが大きな違いと思われます。
さらにこのニュースリリースを引用してしまうと・・・
【主な特長】
(2)倍速ターン、モンロー機能を標準装備
スムーズな旋回を可能にする倍速ターン、モンロー(水平制御)機能を標準装備し、代かき作業を中心とした水田作業にも対応しています。
(4)クボタスマートアグリシステム(KSAS)対応へのアップグレードが可能
シンプル・低価格がコンセプトの製品ですが、オプションの無線LANユニットにより営農支援システム「KSAS」のご利用が可能です。圃場ごとの作業内容や機械の稼働情報などを記録し、農業経営に活用できます。
今までのワールドには倍速ターン、モンローがなかったのですね! それにKSASが付いていない・・・どちらも必要のない人には要らないものだし、必要な人にはどうしても必要だし・・・こういう設定、ものすごくいいかもしれません。
それよりもなによりも、こういう商品設定があるということで畑作には倍速ターンやモンローが必要のない場合があるのかも・・・ということに気がつきました。もしかしたら泣く泣く倍速ターンやモンロー付きにお金を払いつつ、「使ったことがない」人がいたかもしれませんね。

M890W、M1010Wご契約のお客様対象に
先着9名様に
クボタ限定
M5-111ミニチュアプレゼント!
9名という半端な数の、謎のキャンペーンをやっていました。でも、コンバインの時のジャンバープレゼントよりは嬉しいかも。